決選投票「できる限りまとまって対応したい」…派閥の力示す好機とみる各派

自民党総裁選(29日投開票)で、各派閥は上位2人による決選投票を見据えた戦略を巡らせている。1回目の投票について、岸田文雄・前政調会長が率いる岸田派を除く党内6派閥が支持候補の一本化を見送った。各派は、実施確実な情勢となった決選投票は国会議員票の比重が高まるため、派閥の力を示す好機とみている。
第3派閥の竹下派(51人)は27日、党本部で会合を開き、事実上の自主投票を確認した。会長代行の茂木外相は同派所属議員の意向について「現状では、岸田氏を支持したいという声が多かった」と報告した。ただ、河野太郎行政・規制改革相と高市早苗・前総務相、野田聖子幹事長代行を支持する議員もいたとして、「最大限尊重する」と明言した。
同時に、茂木氏は「決選投票では、できる限りまとまって対応したい」と強調した。茂木氏は、決選投票に岸田氏が残った場合は派の大半を岸田氏支持でまとめるシナリオを描く。