買春客を女性に紹介した疑い 売春クラブ責任者ら13人逮捕

出会い系サイトなどで女性になりすまして誘い出した買春客を女性に紹介したとして、警視庁保安課は29日、東京都渋谷区神宮前3、派遣型売春クラブ責任者、栗木駿容疑者(25)と、サイトに書き込む「打ち子」役の20~35歳の男性容疑者12人を売春防止法違反(周旋)の疑いで逮捕したと発表した。
売春クラブは渋谷区と豊島区に5拠点あり、計50人以上の打ち子が所属し、売春を希望する女性を紹介していた。このうち1拠点では1日約60人が利用し、2018年4月以降に約14億7000万円の売り上げがあった。同課は他の4拠点についても営業の実態を解明する。
逮捕容疑は21年5~9月、渋谷区内の拠点2カ所で出会い系サイトを利用して集めた男性客3人を、新宿区歌舞伎町などで20代の女性2人と引き合わせたとしている。
同課によると、栗木容疑者ら6人は否認し、他の7人は容疑を認めているという。栗木容疑者らがネット交流サービス(SNS)で「闇バイト募集」などと投稿し、打ち子を集めていたとみられる。料金は2万~2万5000円で、女性の取り分は半額だった。売り上げを増やすため、女性の性感染症の検査名目で、買春客に約20万~30万円を払わせるケースもあったが、検査は受けさせていなかったという。【柿崎誠】