和歌山で水管橋60メートル崩落 市北部で断水 6万世帯に影響

3日午後4時ごろ、和歌山市の紀の川にかかる水管橋の一部が川に崩れて落ちていると、和歌山県警から市に連絡があった。川をまたいで市南部から北部へ水道水を送る「六十谷(むそた)水管橋」で、水道管が川の中心付近で折れ、アーチごと川に崩落した。市は早ければ3日夜から市北部で断水し、紀の川北岸の約6万世帯約13万8000人に影響するとしている。市は3日夜にも給水車を出し、対応する。
市企業総務課によると、この水管橋で、紀の川南岸にある浄水場から、北岸の配水池へ水道水を送っている。午後3時45分ごろ、浄水場で水量の異常を感知し、午後4時10分ごろ、担当者が目視で崩落の状況を確認した。水管橋は水道管2本が通り、長さ約550メートル。崩落は中央部の約60メートルにわたった。1975年に完成し、耐用年数は48年とされていた。今年9月に目視点検をし、異常はなかったという。【加藤敦久、山口智】