岸田氏「強い思いと覚悟を持って臨みたい」…第100代首相に午後選出

自民党の岸田文雄総裁(64)は4日召集された臨時国会で、第100代首相に指名される。直ちに組閣に着手し、同日夜に岸田内閣が発足する。新内閣は新型コロナウイルス対策と経済の立て直しに全力を挙げる方針だ。岸田氏は会期末に衆院を解散し、衆院選を「19日公示―31日投開票」の日程で行う意向を固め、与党幹部に伝えた。
岸田氏は4日午前、自民党本部入りし、「これからが本当の意味でのスタートだ。強い思いで、強い覚悟を持って臨んでいきたい」と記者団に語った。
衆参両院は同日午後の本会議で、それぞれ首相指名選挙を行う。岸田氏は首相に指名された後、公明党の山口代表と首相官邸で会談し、連立政権の維持を確認する。皇居での首相親任式、閣僚認証式を経て新内閣を発足させ、夜に記者会見に臨み、政権の基本方針や重点政策を説明する。
新内閣の顔ぶれはすべて内定した。内閣の要となる官房長官に細田派の松野博一・元文部科学相(59)、財務相に麻生派の鈴木俊一・元総務会長(68)を起用するなど重要ポストに主要派閥の有力者を充てる一方、衆院当選3回議員3人を登用した。「老壮青」バランスを重視した布陣で、全20閣僚中、13人が初入閣となる。