群馬県の太田市役所などで９月末に相次いだ器物損壊事件で、太田署は７日、同市下浜田町、電気工事業の男（３３）を器物損壊の疑いで逮捕した。
発表によると、男は９月２８日午後１０時２０分頃、市役所駐車場で、遮断式ゲートバー２本（５万３９００円相当）に軽ワゴン車をぶつけて折った疑い。調べに対し「金がないのに税金を取られて頭にきた」と容疑を認めている。
防犯カメラの映像から容疑が浮上。２８日夜～２９日朝に近くの前橋地裁太田支部、群馬東部水道企業団で起きた損壊事件への関与もほのめかしており、同署が関連を調べている。