元建設作業員ら9人が、内装工事やアスベスト製品の運搬などに携わったことで中皮腫などを患ったとして、国と建材メーカー15社に対して計2億9700万円の損害賠償を求めて大阪地裁に訴えを起こしました。 建設アスベスト訴訟を巡っては、今年5月に最高裁で国と建材メーカーの責任が認められ、国との和解は進んでいるものの、建材メーカー側は「職種によって責任の度合いは異なる」などとして賠償には応じていないのが現状です。 (原告 濱口保さん(61)) 「何とか死ぬまでに国やメーカーには責任を取ってもらいたい」(2021年10月7日放送より記事を作成)