山本太郎氏 東京8区からの出馬を撤回…石原伸晃氏にリベンジ宣言からわずか3日

次期衆院選(19日公示、31日投開票)で、東京8区からの出馬を表明していたれいわ新選組の山本太郎代表(46)が11日、横浜市内で街頭演説し、「東京8区からは出ません。降ります」と同区からの出馬を撤回した。すでに立憲民主党と共産党が立民の新人・吉田晴美氏(49)で一本化する調整を進めており、立民の枝野幸男代表が「率直に言って困惑している」と発言するなど混乱が広がっていた。
強気の出馬宣言からわずか3日、早々の撤退となった。山本氏は「今まで活動してきた方々との間に『いきなり入ってくるんじゃないよ』と大きなハレーションが起こりました」と説明。出馬は立民側からの打診だったとした上で「約束とは違うが、私が降りて混乱を収束させ、野党共闘していきたい」と強調した。自身はどの小選挙区から出馬するかは明言しなかった。
山本氏はまた「2019年の段階で立民の政治家から、山本が手を挙げるなら候補者を下げることもやぶさかではないと言われていた」「21年9月には、枝野さんは『詳細は知らない。やりとりをしていることは承知している』と言うことになっていた」などと内幕も暴露。支持者の批判を避けるため、立民側が最後に山本氏に譲るという形を作ろうとしていたとし「そんなの共闘でもなんでもない。あまりにも独創的なストーリー。はっきりいって私が困惑してます」と訴えた。
最後に「私は(野党共闘を)潰したいわけじゃない。次に進もうと言いたい」と強調。12年の衆院選で同区から出馬して敗れ、今回リベンジを誓っていた自民党の石原伸晃元幹事長の名前を出し、「候補者の一本化をできるなら、私は石原伸晃さんの首とってもらいたいんですよ」と統一候補に思いを託した。