北方領土返還要求運動のシンボルとして北海道根室市の納沙布岬に建てられたモニュメント「四島(しま)のかけ橋」で12日、「祈りの火」の台座に「奪還」とスプレーで記された落書きが見つかった。9月13日に続いて2回目。また、約40キロ離れた国道44号沿いの駐車場の路面でも同様の落書きが見つかり、市は根室署に被害届を提出する。
「祈りの火」の台座では「還」の漢字が前回同様に誤っており、筆跡も似ていることから同一人物による書き込みとみられる。
前回の落書きは、今月7日までに消されたばかりだった。17日には「四島のかけ橋」前で千島歯舞諸島居住者連盟根室支部による「北方領土物故者慰霊祭」が行われる。【本間浩昭】