福岡・3歳虐待死初公判 母は起訴内容を否認「共謀の覚えない」

福岡県中間市の集合住宅で2020年8月、3歳男児に暴行を加えて死亡させたとして傷害致死などの罪に問われた継父の末益涼雅(すえますりょうが)(24)と母親の歩(あゆみ)(23)両被告は14日、福岡地裁小倉支部(井野憲司裁判長)であった裁判員裁判の初公判で、涼雅被告は「間違いない」と起訴内容を認めた。一方、歩被告は「私自身は手を加えておらず、共謀した覚えはない」と傷害致死と傷害の罪を否認した。
起訴状によると、両被告は20年8月15~16日、自宅で長男愛翔(まなと)ちゃん(当時3歳)に頭部を打撲する暴行を加え、同27日に急性硬膜下出血に基づく多臓器不全で死亡させたとされる。その前の20年7月には、暴行を加えて恥骨を折る全治1カ月の重傷を負わせたり、歩被告が愛翔ちゃんの口にペット用トイレの砂を入れたりしたなどとされる。【成松秋穂】