知人男性に捜査情報を漏洩 京都府警が男性巡査長を聴取

事件捜査で知り合った知人男性に捜査情報を漏洩したとして、京都府警が、地方公務員法違反の疑いで府警東山署に勤務する40代の男性巡査長に事情を聴いていることが24日、捜査関係者への取材で分かった。
捜査関係者によると、巡査長は今年6~7月ごろ、知人男性が関与していたとみられる恐喝事件について複数回、携帯電話の通信アプリで強制捜査の着手予定日などを男性に伝え、職務上知り得た秘密を漏らした疑いが持たれている。
巡査長と知人男性は別の傷害事件の捜査で知り合ったという。恐喝事件では男性の関係者が逮捕され、関係者が「巡査長が男性に情報を伝えていた」などと供述していた。
府警は男性からも事情を聴くなどし、経緯について詳しく調べている。
府警では、今年6月に特殊詐欺対策を通じて知り合った高齢者から現金1000万円超をだまし取ったとして詐欺容疑で山科署巡査長=懲戒免職=が逮捕された。8月には、大麻取締法違反罪や、腕時計を盗んだとして窃盗罪で起訴された警察学校初任科生の巡査を懲戒免職処分とするなど不祥事が相次いでいる。