CAの後をつけ自宅を監視すること3年間…ストーカー男の恐ろしい粘着性と悪質ぶり

「どこに勤務してるんですか?」

2018年秋、都内に住む30代の客室乗務員(CA)は、勤務先の羽田空港ターミナルで、見知らぬ中年男からいきなり声を掛けられた。それから3年経ち――。

航空会社のCAにつきまとったとして、東京都大田区萩中の会社員、山根基之容疑者(40)が18日、ストーカー規制法違反の疑いで警視庁東京空港署に逮捕された。

被害者の女性に好意を寄せた山根容疑者は、その後もターミナル内で彼女の姿を見つけると、駆け寄っては「ここの場所には、どうやって行けばいいですか」と話しかけてきたという。

■自宅住所を調べ上げ…

次第に山根容疑者のストーカー行為はエスカレート。

突如、女性の自宅近くに現れ、「この辺りに薬局はありますか」と尋ねたり、彼女の後をつけたりした。

「どうやって女性の自宅を調べたのか、探偵業者などを使った形跡は、今のところなさそうです。山根容疑者は女性の自宅周辺をうろついたり、家を道路から見張ったりしていた。スーパーに買い物に行く女性の姿を、駅からずっと尾行したこともあった」(捜査事情通)

今年4月、女性が東京空港署に相談し、捜査が始まった。8~9月の約1カ月弱の間、夕方から夜にかけ、つきまといや、女性が不在の時も自宅の見張り行為などを繰り返していた。警察が目視や防犯カメラで確認できただけで12回に上り、3年間のストーカー数はかなりの件数になる。

それでも山根容疑者は調べに対し、「女性には見覚えがないので、ストーカーではない」とトボけ、容疑を否認。女性に対するSNSのメッセージや、女性の姿を盗撮した画像などは見つかっていない。

「通常、ストーカー規制法で検挙する場合は、事前に禁止命令を出すのですが、今回は期間が長く数も多いので、悪質と判断して逮捕に踏み切ったようです」(前出の捜査事情通)

山根容疑者の自宅は羽田空港近くにあり、自身は有名企業の関連会社に勤める中年サラリーマン。こんなヤツが職場に突然現れて話し掛けてきたり、自宅の最寄り駅で帰りを待ち伏せされたら、本当に怖い。