送迎バス放置死の保育園で虐待日常化…バスタオル巻き長時間トイレ放置、足つかみ逆さづり

福岡県中間市の私立双葉保育園で7月、送迎バスに取り残された5歳男児が熱中症で死亡した事件で、県と市が21日、同園の保育士らが複数の園児を虐待していたとして、園を運営する同市の社会福祉法人「新星会」に改善勧告を行った。これに対し、園側は「虐待は確認できておらず、困惑している」としている。
県などによると、保育士らは2019年以降、日常的に園児の頭をたたいたり、「好かん」「ばか」といった暴言を吐いたりした。同年には、バスタオルを巻いた状態で、園児を長時間トイレに放置。今年7月の事件後も、足をつかんで逆さに持ち上げるなどしていたという。
勧告では、県などの監査前、特定の職員が別の職員に、虐待の事実を証言しないよう依頼していたとも指摘。▽不適切保育の原因検証と再発防止に向けた取り組みの整理▽不適切保育に関する職員間での認識共有の徹底――などの改善内容を11月22日までに報告するよう求めた。