機器納入で1億数千万円流出か 日大元理事に新たな背任疑い

日本大学医学部付属板橋病院の建て替え工事を巡り、背任容疑で逮捕された日大の元理事井ノ口忠男容疑者(64)が、医療機器の納入に関しても日大から1億数千万円を流出させた疑いがあることが25日、関係者への取材で分かった。東京地検特捜部は井ノ口容疑者の不正流出が常態化していたとみて、勾留期限の27日に背任容疑で再逮捕することも視野に実態解明を進める。
関係者によると、板橋病院の医療機器などは2017年から日大の関連会社「日本大学事業部」が一括して調達。19年12月に井ノ口容疑者が取締役に就任してからは、知人の医療コンサルタント会社を通じて契約するようになった。