国立感染症研究所(感染研)は24日、9~15日の1週間に全国約3000の小児科から報告されたRSウイルス感染症の患者数が、過去最多の1万846人を記録したと発表した。都道府県別では大阪が最多の889人で、福岡724人、東京646人、愛知429人など。今年の患者数は8万7072人で、年間13万9557人と最も多かった2017年の同時期を上回るペースとなっている。
この感染症は、患者のくしゃみなどのしぶきを吸い込んだり、ウイルスが付着した物に触ったりすることでうつる。発熱など風邪に似た症状が出るが、多くは軽症で数日で治る。予防のためのワクチンや治療薬はなく、感染研は手洗いの徹底を呼びかけている。