29日午後2時頃、栃木県日光市の明智平にある「明智平ロープウェイ」のゴンドラ2台が運行中に緊急停止した。管理する日光交通(本社・日光市)などによると、約30分後に運転を再開。2台の乗客計23人にけがはなかったが、一部の乗客は上の駅の展望台に到着後、職員の誘導で駐車場まで300メートル以上の山道を下ったという。
同社によると、停止時は、乗客の乗り降りを補助していた職員が異音に気付き、非常停止ボタンを押したという。
ゴンドラに乗っていた、さいたま市の自営業男性(25)は「突然、ガコンと音がして止まった。車内は2、3回揺れて、ただ事ではないと感じた」と話した。
ロープウェイは、いろは坂の頂上付近にある。日光市観光協会によると、明智平は現在、紅葉が見頃となっており、付近は車の渋滞も発生するなど、観光客でにぎわっている。