第49回衆院選の投票率(小選挙区選)は、読売新聞社の推計で55%前後となった。戦後2番目の低さだった2017年衆院選の53・68%は上回る見通しだが、政権交代が起きた09年衆院選の69・28%には及ばず、低水準にとどまった。
投票率が戦後最低の52・66%だった14年衆院選では、野党第1党の民主党(当時)が半数に満たない候補しか擁立できなかった。前回17年衆院選でも選挙直前に野党が分裂し、投票率は伸び悩んでいた。
今回の衆院選は、新型コロナウイルス下で初めて行われた。9月の自民党総裁選で勝利した岸田首相が10月14日に衆院を解散。解散から投開票まで17日間の短期決戦となった。コロナ対策や経済政策が争点となったが、有権者の関心は伸び悩んだ。