籠池諄子氏、大阪5区で落選「選挙に出て、いい“死に土産”になる」 夫・泰典氏はねぎらう

衆院選の大阪5区に無所属で出馬した学校法人「森友学園」の籠池泰典前理事長の妻・諄子(じゅんこ)氏は31日、落選確実が伝えられると、夫・泰典氏と大阪市内で取材に応じた。選挙ポスターと同じピンク色のふちのめがねで報道陣の前に登場し、「落選とは思ってません。大変、大きな勉強をさせてもらったと思ってます」と明るい口調で話した。
諄子氏は森友学園元職員で、大阪5区内の大阪市淀川区出身。300万円の供託金はカンパでクリア。選挙事務所は構えず、「自公が触れられたくないアスベスト等の森友事件の真相究明」「被害者が加害者にすりかわる腐敗した司法改革」など7つの公約を掲げ、泰典氏と街頭演説を行った。
籠池夫妻は国から補助金をだまし取ったとして詐欺罪などで1審有罪判決を受け、控訴中。「この前まで『詐欺師』と呼ばれて、今回は選挙に出られた。今回(選挙活動で)同級生や卒園生らもいて、本当の意味でお礼を言えた。こんな幸せなことはない」と12日間の選挙活動を振り返り、さらに「選挙に出て、いい“死に土産”になる」とも言い切った。
泰典氏は「初めての経験で、よく活躍した。いただいた得票で、これからも行動も決まる」と妻をねぎらい、自民党の苦戦から「勝どきに 天下大乱 きざしあり」と恒例の一句を詠んだ。