オイル4リットル、ペットボトル5本に小分けして車内持ち込みか…京王線刺傷の男

東京都調布市を走行中の京王線の電車内で乗客が刺され、車内に放火された事件で、殺人未遂容疑で逮捕された職業不詳の服部恭太容疑者(24)が計約4リットルのライター用オイルを電車内に持ち込んだとみられることが捜査関係者への取材でわかった。事件約1か月前の上京後、東京・上野のライター専門店などで購入したといい、警視庁が裏付けを進めている。
服部容疑者は10月31日午後8時頃、上り特急電車で乗客男性(72)の右胸をナイフで刺した上、ライター用オイルを車内にまいて着火。刺された男性が重体となったほか、乗客16人が煙を吸うなどして軽傷を負った。
捜査関係者によると、服部容疑者は福岡県内で働いていたが、6月頃に退職。「人を殺したい」と思うようになり、同月頃にネット通販でナイフを購入した。
7月以降、神戸市や名古屋市で生活。8月に世田谷区を走行中の小田急線車内で刺傷事件が起きると、ハロウィーンの日に電車内で事件を起こそうと考え始めたという。
9月末に上京し、東京都八王子市のビジネスホテルに滞在。「上野のライター専門店で350ミリ・リットルのオイルを10本購入し、コンビニ店でも数点買い足した」と説明している。現場には2リットルのペットボトル1本と500ミリ・リットルの4本に詰めてオイルを持ち込んだという。調べに、「会社を辞め、友人関係も薄れて死にたかった。人を殺して死刑になりたかった」と供述している。