岸田首相、初外遊に手ごたえ…バイデン氏とは「なるべく早い再会」で一致

岸田首相は3日、就任後初外遊の英国訪問を終え、政府専用機で羽田空港に帰国した。バイデン米大統領との会談では「自由で開かれたインド太平洋」の推進で連携を確認するなど一定の成果を上げた。首相が年内にも訪米し、首脳会談を行うことでも一致した。
首相は2日夕(日本時間3日未明)、一連の日程を終えた後、英北部グラスゴー市内のホテルで記者団に「対面での首脳外交を非常に良い形でスタートできた」と手応えを語った。
バイデン氏とは短時間ながらも対面での初会談に臨んだ。首相は記者団に「年内も含めてできるだけ早いタイミングで再会し、よりじっくりと話ができる会談を設けようということで一致した」と述べた。
ベトナムのファム・ミン・チン首相とは、艦艇を含めた日本の防衛装備品の移転に向けた協議を加速することを確認した。チン氏は「日越関係のさらなる進展に向け、岸田首相とともに取り組んでいきたい」と連携強化を求めた。首相は中国を念頭に、「東・南シナ海における一方的な現状変更の試みに強く反対する」と語った。
オーストラリアのモリソン首相との会談では、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向け、日米豪印による枠組み「クアッド」の協力を進めることを再確認した。