維新新人に幹事長が忠告『絶対に調子に乗らないように』初めての議員会館・国会に緊張

今回の衆議院選挙で41議席を確保して第3党となった日本維新の会。11月10日に特別国会の召集を受け、新人議員らが初登院しました。そしてこの日、維新は初めての両院議員総会を開きましたが、議員への忠告で始まりました。 (維新の両院議員総会で話す馬場伸幸幹事長 11月10日) 「しつこく言いませんけれども、絶対に調子に乗らないように、お願いを申し上げたいと思います」 というのも、集まった7割の議員が新人です。 (維新の両院議員総会で挨拶する新人・藤巻健太衆院議員 比例南関東) 「私、議員経験もございません。年もほぼ一番下でございます。一番下っ端」 (維新の両院議員総会で挨拶する新人・青柳仁士衆院議員 大阪14区) 「9年かけてようやく初当選しました。今後どうぞよろしくお願いします」 新人の一人である大阪2区選出の守島正衆院議員。11月10日、初登院を前に議員会館に用意された自分の部屋を訪れました。 (維新・新人 守島正衆院議員) 「(Qイスの座り心地はどうですか?)わからないです。イスはそんなに…普通のイスなので」 守島議員は10年間、大阪市議を務めましたが、議員として部屋が用意されるのは初めてです。 (維新・新人 守島正衆院議員) 「(窓のブラインドは)どうやって開けるのかな…自動?自動ですよ!すごい。(窓から見える)あっちが第2会館ですけれど胡蝶蘭たくさんある部屋があります。うちはゼロです」 選挙では自民党の牙城を切り崩した守島議員。 (維新・新人 守島正衆院議員) 「(Q松井代表が永田町に染まるなと言われていた?)本当にそうだと思いますよ。やっぱり勘違いすると、僕も衆議院議員になりましたけれど、自分自身が賢くなったわけでもないので。国会議員になった人たちが勘違いして横柄になる姿を何度も見てきているので。そこは自戒しながら」 一方、午前8時すぎ。国会には同じく新人の大阪7区選出・奥下剛光衆院議員の姿がありました。 (維新・新人 奥下剛光衆院議員) 「維新の政党拡大に向けて、身を粉にして働いていきたいなと思っています」 橋下徹元大阪市長の特別秘書を務めていた奥下議員。当時、何度も国会には訪れていましたが…? (維新・新人 奥下剛光衆院議員) 「今まで裏方としては行き慣れていましたけれど、正面から入るのは初めてなので、ちょっと違う感じがしますね」 そんな奥下さん。今日は母親も一緒に初登院です。 (奥下議員)「おかんです」 (奥下議員の母)「気を引き締めて頑張ってもらわないとね。みなさん協力してくださいね」 守島議員もリュックを背負って国会に向かいます。そして国会の前に到着。 (維新・新人 守島正衆院議員) 「今、振り返って鳥肌が立ちました。やっと実感がわいてきました。国家のために役に立てるようしっかりと仕事をしていきたいというふうに改めて思いました」