へき地医療に尽力する医師の功績をたたえる「第8回やぶ医者大賞」の表彰式が13日、兵庫県養父市八鹿町のやぶ市民交流広場(YBファブ)ホールで開かれた。滋賀県長浜市の医療法人北海道家庭医療学センター浅井東診療所所長の松井善典さん(41)と、北海道松前町立松前病院院長の八木田一雄さん(50)に賞状と「やぶ医者の証」プレートが贈られた。
同賞は「やぶ医者」が元々は養父にいた名医を指す言葉だったことにちなんで養父市が2014年に創設。今回は公募の6人の中から2人を選んだ。
式では、養父市の広瀬栄市長が「年々知名度や認知度が高まっている賞。全国を“やぶ医者”で覆い尽くしたい」とあいさつ。
その後、松井さんが「家庭医の森羅万象~結びと学び、地域の響き」、八木田さんは「北海道・道南地方『松前』における地域医療の実践」と題してそれぞれ講演した。
松井さんは「一人一人のケアを通じて地域を知る。家庭医は脇役として患者を支える」、八木田さんは「まず患者に相談してもらえるか、信頼してもらえるかだ」などと、持論や日ごろの取り組みなどについて語った。
【松田学】