釈放の市課長、冤罪訴え=官製談合で起訴、勾留取り消し―高知

高知県香南市発注の公共工事で入札情報を漏らしたとして、官製談合防止法違反などの罪で起訴された市住宅管財課長の村山敦被告=休職中=が16日、高知市内で記者会見し、「当初から否認しているが、取り調べで自供を求められた」と述べ、冤罪(えんざい)だと訴えた。
弁護人の市川耕士弁護士によると、公契約関係競売入札妨害罪などで起訴された元市議が「課長から(入札最低制限価格を)聞いた」という当初の供述を翻したという。高知地検は12日に村山被告の勾留取り消しを裁判所に申請し、同日に釈放した。
村山被告によると、取り調べ中、池袋暴走事故を引き合いに「後で認めるくらいなら早く認めた方がいい」などと自白を強要されたという。市川弁護士は「不当逮捕としか言いようがない」と強調した。
同地検の上田敏晴次席検事は15日、取材に対し、「勾留の必要性がないと考え、釈放した。起訴取り消しの判断については回答を控える」と述べた。
[時事通信社]