大阪市内の公園の木に『撤去します』の告知…7000本伐採計画が浮上したのはなぜ?

大阪市内のある公園の木がまもなく伐採されてしまうといいます。さらに大阪市は7000本もの市内にある公園の木を切る予定だということですが、一体なぜなのでしょうか。 大阪市中央区にある『中大江公園』。公園内には、約160本の桜やヒマラヤスギなどの樹木が植えられており、市民の憩いの場になっています。しかしうち30本の立派な大木に、「この木は生育不良もしくは良好な生育環境ではないため、撤去を予定しています」と告知する紙がはられていました。 木を撤去、つまり伐採するというのです。一体なぜ、切ってしまうのでしょうか? (大阪市建設局 黒瀬毅さん) 「桜なんですけれども、だいぶ上の方が枯れてしまって危険。少し折れた跡になるんですけれども、そこから菌が入っていくということになります。だいぶ弱っていますね」 一方、ヒマラヤスギはというと…。 (大阪市建設局 黒瀬毅さん) 「こちらの(種類の)木につきましては、台風とか強風で過去にも倒れているということで、根が浅いので倒れるという事象が起こっています」 2018年9月に近畿地方を非常に強い勢力で横断した台風21号。この台風では数多くの倒木被害が報告されました。中大江公園でも台風21号で多くの木が倒れたため、大阪市は今後、強風で倒れる可能性がある樹木を切り倒すことを決めたといいます。 (大阪市建設局 黒瀬毅さん) 「台風21号がありまして、この中大江公園でも12本の木が倒木しているという状況でございます。伐採というのは心苦しいところはあるんですけれども、公園はお子さまから高齢者まで大勢の方がご利用されますので、安全安心というのが一番重要になってきます」 大阪市は同じ理由で、再来年の春までに市内の公園にある約7000本の樹木の伐採や植え替えを行う計画です。これについて、公園の利用者は…。 (公園の利用者) 「あ!撤去するの?あらそう。本当に残念ですね」 「なんかもったいない気はしますよね。落ち着いた場所なので木が無くなるのは寂しい気がします」 「お子さんがケガしたら大変なので、仕方ないですよね。年月が経てば木も老化してきますしね」 長年、市民に癒しを与えてきた公園の木。伐採作業は今年中に始まる予定です。