嫌がらせ受けたと考え、「報復」決意…車にパイプ爆弾仕込み爆発させる

高松市の駐車場で軽乗用車に爆発物を仕掛け、爆発させたとして爆発物取締罰則違反などに問われた会社員溝渕正洋被告(28)の裁判員裁判の初公判が16日、地裁であり、溝渕被告は「とてもひどいことをしてしまったと反省しています」と起訴事実を認めた。
起訴状では、溝渕被告は今年4~5月、高松市内の自宅などでパイプ爆弾を製造。5月7~8日にかけ、同市内の商業施設の駐車場に止めていた近くの男性(54)の軽乗用車に爆発物を設置した上、車が発進した際に爆発させ、車の一部を損壊させるなどした、としている。
検察側は冒頭陳述で、溝渕被告が以前、男性の隣に住み、バイクのタイヤをパンクさせられるなどの嫌がらせを受けていたと考え、報復を決意したと説明。事前にインターネットで爆発物の製造方法を調べ、材料を購入していたと述べた。
弁護側は、爆弾の威力は弱く、爆発音で男性を驚かせる目的だったと主張。「破片が飛び散らないよう、タイヤの内側に爆発物を設置した」とした。