タバコの投げ捨てが出火原因か…2階建て住宅全焼の火事 ベトナム人男性を書類送検

大阪市内の木造住宅の敷地内に火のついたタバコを投げ捨て火事を発生させたとして、ベトナム国籍の男性が書類送検されました。 重過失失火の疑いで書類送検されたのは、大阪市東成区に住む無職のベトナム国籍の男性(24)です。警察によりますと、男性は今年4月に大阪市阿倍野区の木造2階建て住宅の敷地内に火のついたタバコを投げ捨て火事を起こし、民家を全焼させた疑いが持たれています。この火事で民家・約120平方メートルなどが燃えましたが、けが人はいませんでした。 男性は当時、火事現場に隣接するマンションの2階に住んでいて、自室の窓から民家とマンションの間へ、火のついたたばこを投げ捨て、ごみなどに燃え移ったとみられています。 警察の取り調べに対し男性は「しばらくすると窓の外に赤い火が見えた。私のせいだと思った」などと容疑を認めているということです。 火災当時は乾燥注意報が出ていたということで、これからは火事が起きやすい乾燥する季節のため、警察はたばこの後始末には特に注意してほしいとしています。