栃木県警組織犯罪対策1課と宇都宮東署は17日、宇都宮市平松本町、ゲーム機賭博店店長(67)を常習賭博の疑いで、客の男3人(25~42歳)を単純賭博の疑いでそれぞれ現行犯逮捕した。
発表によると、店長は17日午前0時30分頃、宇都宮市宿郷の違法賭博店「ベネチアン」で、客3人にスロット機で金をかけた賭博をさせた疑い。客の男3人は、同日時に店内で賭博をした疑い。4人とも容疑を認めているという。
賭博店は、雑居ビルの2階に看板を掲げず、午後9時から翌日の昼頃まで営業していたとみられる。会員制で、カメラで客の出入りを監視していた。店内にはスロット機14台と、ポーカーなどのゲーム機計6台が設置されていた。県警は、17日に約50人態勢で店舗を捜索した。
賭博店は歓楽街にあり、県警は暴力団の関与や経営実態について捜査を進める。