愛知県弥富(やとみ)市の市立中学校で3年の男子生徒(14)が同学年の男子生徒(14)に刺され死亡した事件から一夜明けた25日朝、同校の生徒たちは教職員や市職員らが見守る中を登校した。生徒からは「怖い」といった声が聞かれ、中には涙ぐむ生徒もいたという。
市教委などによると、生徒の心理面に配慮し、25日から2日間予定されていた期末試験は1週間延期。心のケアのために県から臨床心理士の資格を持つスクールカウンセラーの派遣を受けて、時間割を短縮して授業を行う方針。
この日は午前7時40分ごろに開門されると、教職員や市の職員らが見守る中、生徒たちは自転車や保護者に車で送られて登校。学校によると、中には涙ぐむ生徒もおり、教職員が肩をたたいて「大丈夫か」と声をかけると、「大丈夫」と返したという。
死亡した男子生徒と友人だったという男子生徒は事件を受けて、近くに住む生徒と一緒に登校した。取材に「(事件があって)怖い」と言葉少なだった。
市教委は弁護士や医師、学識経験者らでつくる第三者委も設置し、原因究明にあたるとしている。