横浜市戸塚区で25日、4人が死傷した事故で、車を運転し、自動車運転死傷行為処罰法違反(過失運転致傷)の疑いで現行犯逮捕された男(71)(東京都足立区)が、事故直前のことを覚えていないという趣旨の供述をしていることが27日、捜査関係者への取材でわかった。神奈川県警は男に意識障害を伴う病歴はなかったとみており、居眠り運転の可能性を視野に捜査している。
捜査関係者によると、男のワンボックス車は現場手前の交差点から発進した直後に歩道に乗り上げて約50メートル走行し、バス停にいた4人をはね、うち2人を死亡させた疑い。車はバス停の脇の電柱にぶつかって止まったが、現場付近に急加速や急ブレーキの痕跡はなかった。
男は、車が歩道に乗り上げたあたりから覚えておらず、車が電柱にぶつかった瞬間に事故を認識したという。
男は27日、過失運転致死傷容疑に切り替え、横浜地検に送致された。同日釈放され、今後は在宅で捜査が進められる。