『進々堂』が業務用冷凍パンの賞味期限を偽装…関与の社員「納品計画に合わせるため」

京都の老舗ベーカリー「進々堂」が、業務用の冷凍パンの賞味期限を偽装です。 賞味期限の偽装があったのは「進々堂」の業務用冷凍パン「セレアルプチ」、「ヨモギバンズ」など4種類・約100パックです。 進々堂によりますと、今年2月に本社工場(京都・伏見区)で社員2人が数回にわたり賞味期限が迫ったパンの包装を開けて、新しい賞味期限が印字された包装に入れなおし、最長約1か月賞味期限を延ばしていたということです。 今年3月、内部からの通報で発覚。社内調査に対し社員2人は「納品計画に合わせるため現場の判断でやってしまった」などと話しているということです。 これまでに健康被害は確認されていないということですが、京都市は商品の安全性に問題がなかったか科学的な根拠を提出するよう行政指導を行っています。