徳島県藍住町で夫の死亡を隠して年金を不正に受給したとして、73歳の妻が逮捕されました。 12月1日に詐欺の疑いで逮捕されたのは、藍住町の農家・山田民子容疑者(73)です。山田容疑者は、今年10月に同居していた夫の啓夫さんが死亡していることを隠して年金約15万円を不正に受け取った疑いが持たれています。 警察によりますと、11月19日に藍住町役場の職員から「啓夫さんに会わせてもらえない」と連絡があり、警察官が自宅を訪ねたところ敷地内の井戸から白骨化した啓夫さんの遺体が見つかったということです。遺体の状況から死後数年は経っているとみられています。 警察の調べに対して、山田容疑者は容疑を認めていて、警察は啓夫さんの死因や死亡した時期などを詳しく調べています。