佐賀県は24日、8月末の大雨による県内の農林水産関係の被害額が計約127億円に上ったと発表した。この10年間で最大の被害だった昨年7月の台風7号と西日本豪雨による被害額の合計約129億円に匹敵する被害となった。調査は続いており、さらに被害額が増える可能性もある。
県によると、農畜産物の被害額は約10億5500万円に上り、大豆は昨年の作付面積の5割強にあたる4270ヘクタール、水稲は1割弱の2046ヘクタールが被害に遭った。農業施設や機械の被害は約13億6300万円、のり面の崩壊など農地被害が約35億4600万円など。
鉄工所から流出した油の被害を受けた大町(おおまち)町では24日、油が付着した水稲を廃棄するための刈り取り作業が始まった。約2週間で作業を終え、10月には営農再開に向けた田畑の土壌分析を進める。【池田美欧、竹林静】