岸田文雄首相(64)が旧民主党政権の野田佳彦元首相以来、9年ぶりに公邸に入居したことに、永田町で注目が集まっている。
東京・赤坂の衆院議員宿舎から引っ越したばかりの岸田首相は13日、報道陣から「(公邸で)〝幽霊〟を見たか」と問われ、「今のところ、まだ見ておりません」と答えた。
かつて首相官邸だった公邸は、昭和11年の「二・二六事件」の舞台となり、都市伝説として「犠牲者の幽霊が出る」と噂されていた。安倍晋三元首相は「森(喜朗元首相)さんがお化けの一部を見たという話は聞いた」と暴露している。
ただ、2013年には、政府が幽霊の噂を「承知していない」とする答弁書を閣議決定。岸田首相の公邸生活にも支障は出ていないようで、「ゆっくり眠れた」と笑顔で語った。
とはいえ、国会運営では苦しい答弁が続いている。この日の衆議院予算委員会では、18歳以下への10万円相当の給付について、政府は現金一括給付を否定していたにもかかわらず、岸田首相が一転して自治体の選択肢に加える考えを示して大混乱を起こしている。
「時の首相が公邸に入ると、短命に終わるというジンクスがあります。小泉純一郎元首相以外は、公邸に入った6人の首相が1年前後で退陣に追い込まれています」(永田町関係者)
岸田首相といえば、未確認飛行物体(UFO)の存在「肯定派」で知られるが――。果たして〝幽霊〟と〝公邸入居ジンクス〟から逃れることはできるか。