路上で倒れていた高齢男性を救助したとして、静岡県警湖西署は、静岡県立新居高校2年の男子生徒3人に感謝状を贈った。
11月26日午後5時半頃、ボート部の練習帰りだった3人は、静岡県湖西市の路上で倒れている男性(92)を見つけた。自転車で転んだとみられ、膝から少し血が出ていた。「大丈夫ですか。どこに行くんですか」と声をかけると、「近くの眼科に行く」と答えた。
男性は靴を履いておらず、様子がおかしいと判断した3人は役割を分担。1人は眼科に自転車を走らせ、他の2人は男性に付き添った。眼科のスタッフから「行方不明になっている人かもしれない」と言われ、連絡を受けた1人が119番した。男性の家族が行方不明届を出していた。
日頃は一糸乱れぬオールさばきで水上を駆け抜ける3人。急な事態でも動揺することなく、見事な連係プレーを見せた。高橋直人署長から感謝状を受け取った男子生徒の1人は「とにかく心配で行動していた」と振り返り、別の男子生徒は「おじいさんが無事でよかった」と笑顔をみせた。もう1人の男性生徒は「これからも困っている人がいたら、即座に助けに行きたい」と話した。