中2凍死受け、いじめ防止へ市に組織設置検討…旭川市長は大阪・寝屋川市を視察

北海道旭川市で3月、中学2年広瀬

爽彩
(さあや)さん(当時14歳)が凍死しているのが見つかり、いじめが疑われている問題で、同市の今津寛介市長は24日、先進的ないじめ防止策を打ち出している大阪府寝屋川市を視察した。今津市長は、いじめ防止に対応する課を市長部局に設置している同市を参考に、「旭川市でも市長部局でいじめの問題に取り組む組織の設置を検討したい」と述べた。2023年度の設置を目指す。
寝屋川市は、教育委員会だけでいじめの解決は難しいとして、19年に市長部局に監察課を設置した。弁護士資格を持つ職員やケースワーカーを配置し、関係者に聞き取るなどして解決を支援する。市長は、いじめに関与した児童生徒の出席停止やクラス替えを学校に勧告する権限を持つ。
この日、寝屋川市の広瀬慶輔市長らと面会した今津市長は、こうした取り組みを参考に制度設計を進めていく考えを示した。いじめ防止条例の制定を目指す意向も改めて表明した。