国土交通省滋賀国道事務所は27日午前11時45分、立ち往生が発生している滋賀県内の国道8号の58・5キロ区間を、災害対策基本法に基づき区間指定した。緊急車両通行のため、立ち往生した車を、運転手がいなくても撤去することが可能になる。
区間指定されたのは、滋賀県長浜市木之本町から滋賀県竜王町の国道8号の上下線。彦根市内の立ち往生や大雪のため、すでに通行止めを実施している。
滋賀国道事務所によると、この区間が災害対策基本法に基づく区間指定を受けるのは、法施行後初めてという。
彦根市では、27日朝の積雪が70センチを超え、記録的な大雪となっている。