関西将棋会館、高槻移転支援の寄付が1億5000万円に…藤井竜王ら棋士人気や返礼品効果

関西将棋会館(大阪市福島区)の大阪府高槻市への移転・新築を支援するため、同市が今年度募集していたふるさと納税のクラウドファンディング(CF)が終了し、目標の1・5倍にあたる約1億5000万円の寄付が集まった。市は2022年度も改めてCFを実施し、移転が完了する23年度までに5億円を集めることを目指している。
将棋会館の移転は老朽化などによるもので、JR高槻駅前への移転費用の一部を補助するため、市は昨年7月にCFを開始。期限の12月末までに、2217人から計1億5109万6000円が寄せられた。
日本将棋連盟が用意した返礼品がファンらの人気を呼び、寄付者の名前を刻む銘板の設置(寄付額5万円)に461人、藤井聡太竜王の妙手の局面をあしらった扇子(同)には307人が申し込んだ。
市の担当者は「藤井竜王をはじめとした棋士らによる将棋人気のおかげで、想定以上の反応があった」とし、22年度以降のCFに向け、「ファンの関心を引きつけられるような新しい返礼品などを考えたい」と話した。