末松文部科学相は7日の閣議後記者会見で、大学入試を巡り、新型コロナウイルスの濃厚接触者となった受験生について、公共交通機関を利用しないで試験会場まで行くという要件を一部緩和し、タクシー利用を条件付きで認める方針を明らかにした。文科省は同日中に各大学などに通知する。
文科省は昨年12月28日付の大学入試の指針で、オミクロン株やデルタ株などを分けずに、無症状の濃厚接触者の受験生について、〈1〉PCR検査が陰性〈2〉試験当日も無症状〈3〉公共交通機関を利用しないで会場まで行く――の要件を満たせば、別室受験を認めるとした。
ただ、自家用車などを持たない家庭の受験生に配慮するため、文科省は国土交通省などと協議し、感染対策を講じたタクシーやハイヤー、海上タクシーは利用可能とした。