秋田県内でこの冬、雪下ろしや除雪作業中にけがをした人が6日までに計21人に上り、横手市では今季初の死者が確認された。県は、転落事故や落雪が発生しやすい気象条件になったとして県内全域に「雪下ろし注意情報」を出し、事故防止を呼びかけている。
県総合防災課によると、6日までに除排雪中の転倒や屋根やはしごからの転落などで重傷が10人、軽傷が11人確認された。4日には横手市の70代男性が自宅前で除雪作業中に持病が悪化し、死亡した。
県は、雪下ろしの際にヘルメットの着用や2人以上で作業することなどを呼びかけている。担当者は「周囲に雪下ろしすることを伝えた上で作業してほしい」としている。
秋田地方気象台によると、6日午後4時現在、北秋田市阿仁合で95センチ、横手市横手と湯沢市湯の岱で94センチの積雪を観測した。7日は未明から昼過ぎにかけて降雪が多くなる見込みだという。【山下俊輔】