トラを獣舎に入れたか確認せず…飼育員3人負傷のサファリパークに行政指導

栃木県那須町の「那須サファリパーク」で、飼育員の男女3人がトラに襲われ負傷した事故で、同施設が県の動物愛護指導センターから、再発防止を求める行政指導を受けたことが6日、わかった。指導は5日付で、動物愛護法に基づきセンターが立ち入り検査を行った。施設側は「再発防止に向けた取り組みを進めていく」としている。
同施設などによると、女性飼育員が5日朝、開園前にトラを屋外の展示スペースに出そうとした際、職員用の通路でトラと鉢合わせし、叫び声を聞いて駆け付けた2人の飼育員も襲われた。4日午後の閉園後、別の担当者がトラを獣舎に入れたか確認しておらず、通路に残っていた可能性もあるという。
県警によると、3人は頭部などに大けがを負って治療を受けているが、意識はあり、命に別条はないという。同施設の安全管理体制に問題があった可能性もあり、県警は当時の状況などを調べている。