履歴書を外部にメール誤送信 茨城県、職員採用の応募者1人分

茨城県は11日、職員の採用で送られてきた履歴書を、誤って外部にメールで送信するミスがあったと発表した。同日現在、悪用などは確認されていないとしている。
県によると誤送信されたのは、県総務事務センターの会計年度任用職員採用で、応募メールに添付されていた履歴書1人分。応募者の顔写真や氏名、住所、電話番号などが記載されていた。
同センターによると6日午後1時半ごろ、採用担当の職員が業務用パソコンで履歴書を開封できなかったため、私用のスマートフォンに転送。しかし約30分後、転送メールが届いていないことに気付き、誤送信が明らかになった。転送する際に、私用スマートフォンのメールアドレスの入力を誤ったことが原因という。
県は応募者に謝罪。誤送信したメールアドレスにはメールで削除依頼したものの、11日時点で応答はないという。県は要綱で業務に私用メールアドレスを使うことを原則禁止しており、職員は「急いで中身を確認したかった」と説明しているという。根本智恵子センター長は「やむを得ず私用アドレスを使う場合には上司の許可を得ることや、ファイルの暗号化を徹底するなど、再発防止に努める」と謝罪した。【小林杏花】