愛知県東浦町緒川で昨年12月、散歩中の保育園児の列に乗用車が突っ込み、園児7人が軽傷を負った事故で、県警は13日、事故後に病死した運転者の男(74)を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失運転致傷)容疑で容疑者死亡のまま名古屋地検半田支部に書類送検した。
県警によると、男は昨年12月9日午前、病気の影響で正常な運転に支障が生じる恐れがある状況で車を運転。安全確認不足のまま左折し、散歩中の園児の列に突っ込んで園児7人に軽傷を負わせた疑い。
男は事故直前、現場から約150メートル離れた運動場でグラウンドゴルフをしていた際、知人に「頭が痛い」などと体調不良を訴えて帰宅しようとしていた。男に目立った外傷はなく、事故直後は意識があったという。