自転車に乗った高校生を転倒させ「金出せ、コラ」…かばん物色した男を再逮捕

自転車に乗る高校生を転倒させ、かばんを物色したとして、滋賀県警東近江署は12日、東近江市東沖野、無職山脇優紀被告(29)(別の傷害事件で起訴)を強盗致傷容疑で再逮捕した。
発表によると、山脇被告は昨年10月27日午後7時20分頃、東近江市内の路上で、自転車に乗っていた同市内の高校1年の男子生徒(16)に「金を出せ、こら」とどなりつけて突き飛ばし、手や腰にけがをさせたうえ、かばんを物色した疑い。金品の被害はなかったという。
山脇被告は「犯人じゃない」などと容疑を否認しているという。
山脇被告は昨年10月31日、同市内を自転車で通行中の派遣社員男性(43)の頭を殴って転倒させ、暴行を加えたとして、同署が11月30日に傷害容疑で逮捕。その後の捜査で高校生に対する事件も浮上した。