仙台、メガソーラー自粛求める 郡市長「豊かな自然守るため」

仙台市の郡和子市長は2日の記者会見で、大規模な森林伐採を伴う太陽光発電所(メガソーラー)の新設の自粛を求める指導方針を策定したと発表した。同日付で適用する。法的拘束力はないが市の姿勢を明確にして事業者をけん制する狙いがある。郡氏は「豊かな自然を守るため厳しい形で臨みたい」と強調した。
メガソーラーを巡る環境破壊は北海道釧路市など各地で問題化。仙台市でも山間部で建設の構想が持ち上がっており、生態系破壊や土砂災害のリスク増を懸念する市民から問い合わせが約50件寄せられていた。
指導方針によると対象は森林地域で予定する敷地面積1ヘクタール以上または出力400キロワット以上の事業。

石破首相、政策課題を「やっていくことも責任だ」…辞職意向の森山幹事長について「余人をもって代え難い」

石破首相(自民党総裁)は2日、党両院議員総会の終了後、首相官邸で記者団の取材に応じ、自身の「しかるべき時に決断をすることが果たすべき責務だ」とする総会での発言の真意を問われたのに対し、物価高を上回る賃金上昇や経済対策、防衛力強化、農業政策などの政策課題を挙げた上で「我が党として早急に対応しなければいけない課題をやっていくことも責任だ」と語った。
森山幹事長が辞職の意向を表明したことへの対応については「適切に判断するが、1年間、政権を続けることができたのは、森山幹事長につらくて厳しいことをやっていただいたからだ。余人をもって代え難いと今でも思っている」との考えを示した。

「別の小学校でも子ども狙っていた」と供述 大阪・西成区で小学生の列に車が突っ込んだ事件 容疑者の男、前日に東住吉区の小学校周辺を走行か

大阪市西成区で5月、小学生7人が車ではねられ、都内に住む男が逮捕された事件で、男は「別の小学校でも子どもを狙っていた」という趣旨の供述をしていたことがわかりました。
東京都東村山市の無職・矢澤勇希容疑者(29)は5月1日、大阪市西成区で下校中の小学生7人を車ではね、重軽傷を負わせた殺人未遂の疑いがもたれています。
捜査関係者によりますと、矢澤容疑者は「西成区の小学校とは別の小学校でも子どもを狙った」という趣旨の供述をしているということです。
事件前日には矢澤容疑者が運転していたとみられる車が東住吉区の小学校周辺を走る様子が、防犯カメラに映っていたということです。
矢澤容疑者の刑事責任能力を調べる鑑定留置は9月1日までの予定で、今後、大阪地検が起訴するかどうか判断します。

石破首相、当面の続投表明 森山幹事長ら四役は退任意向

石破茂首相は2日、当面の続投意向を表明した。自民党両院議員総会後、自らの進退について「しかるべき時期に責任を判断するが、まず国民の皆さん方がしてほしいと思っていることに全力を尽くす」と記者団に述べた。物価高や日米関税交渉など政策課題を優先する。森山裕幹事長ら党四役は参院選大敗の責任を取り退任する意向を表明し、進退の判断を総裁である首相に委ねた。首相にとって政権運営が一層厳しさを増すのは必至だ。
党総裁選挙管理委員会は2日、総裁選前倒しの是非を巡る意思確認に向けた通達を出した。前倒しを要求する議員に対し、記名、押印した書面を8日に党本部に提出するよう求めた。都道府県連には郵送回答を認める。
首相は両院議員総会で、参院選敗北に関して「総裁である私の責任だ」と述べ陳謝した。進退に関し「地位にしがみつくつもりは全くない。責任から逃れず、しかるべき時にきちんとした決断をする」と語る一方で、農業政策や防衛力強化、防災対策を列挙して「道筋を付けなければならない」とも強調した。

飲酒運転125キロで逆走も「いつもと同じ運転」 19歳が一部否認

埼玉県川口市の交差点で昨年9月、飲酒後に乗用車で一方通行を逆走し、車に衝突して男性を死亡させたとして、自動車運転処罰法違反(危険運転致死)などの罪に問われている中国籍の男性(19)の裁判員裁判の初公判が2日、さいたま地裁(江見健一裁判長)であった。被告は「いつもと同じように運転できていた」と起訴内容を一部否認し、弁護側は同法の過失運転致死罪にとどまると主張した。公判は危険運転の成否が争点となった。
起訴状などによると、被告は昨年9月29日、酒気を帯びた状態で一方通行を逆走。制御困難な時速約125キロで交差点に進入し、川口市の会社役員、縫谷茂さん(当時51歳)の車と衝突し、死亡させたとしている。
さいたま地検は当初、被告を過失運転致死罪で起訴したが、その後も県警とともに現場検証などを続けた結果、「制御困難な高速度」での運転などに該当すると判断し、刑事責任がより重い危険運転致死罪に訴因変更した。
冒頭陳述で検察側は、被告が事故前、カラオケボックスで友人らと酒を飲んでから運転をしたことを明らかにし、「運転態様は極めて危険で、結果は重大」と指摘した。
被告は「直前まで車が来ていることに気づかなかった」と当時の状況を説明。弁護側は「被告は道路を真っすぐ運転できており、運転が制御困難な状況だったとは言えない」などと危険運転致死罪の成立を否定し、保護処分が妥当として家裁移送を主張した。【加藤佑輔】

小野寺政調会長、辞任の意向を首相に伝える

自民党の森山幹事長は2日、両院議員総会後に党本部で記者会見し、参院選で大敗した責任を取り、石破首相(党総裁)に進退伺を提出する意向を明らかにした。後任が決まるまでは職務を継続する考えも示した。
森山氏は、総会では「選挙の責任者は幹事長である私だ。幹事長を退任させていただきたい。進退については、任命権者である総裁にお預けする」と述べたと説明した。
一方、小野寺政調会長も両院議員総会後、辞任の意向を首相に伝えたと記者団に明らかにした。

「暴力振るわれた」 死亡女性、事件前に警察に相談 世田谷切りつけ

東京都世田谷区で1日、韓国籍の女性が切り付けられて死亡した事件で、警視庁国際犯罪対策課は2日、女性の交際相手で住所・職業不詳、パク・ヨンジュン容疑者(30)=韓国籍=を殺人容疑で逮捕した。パク容疑者は韓国在住で被害女性に会うため来日。女性は別れ話を巡るトラブルを警視庁に相談しており、警視庁が経緯を調べている。
逮捕容疑は1日午後1時半ごろ、世田谷区野沢2の事務所の入り口付近で、東京都港区の自営業、バン・ジウォンさん(40)の首を刃物のようなもので切り付けて殺害したとしている。パク容疑者は黙秘しているという。
警視庁によると、バンさんはファッション関係の仕事で現場の事務所を訪れており、休憩で外出したところを襲われた。死因は失血死とみられる。
2人は4月ごろから交際していたという。パク容疑者は8月23日に来日し、バンさんの自宅に滞在。別れ話がもつれてトラブルとなり、同29日にバンさんが都内の交番に「暴力を振るわれた」と相談していた。
警視庁はパク容疑者に口頭で注意し、バンさんに近づかないという上申書を書かせたという。パク容疑者には帰国を促し、バンさんを自宅以外の安全な場所として知人宅に避難させた。
パク容疑者は翌30日朝、バンさんの自宅付近をうろつき、不審者として通報された。警視庁は再度、口頭で注意し、成田空港の保安検査場まで送り届けた。
警視庁はパク容疑者は帰国せずに検査場内から引き返し、バンさんを待ち伏せしたとみている。
パク容疑者は1日夕に羽田空港で身柄を確保された際、バンさんについて「知っている人だが今日は会っていない」と供述したという。凶器の刃物は見つかっていない。【菅健吾、松本ゆう雅】

「脅すために」集団性的暴行事件、被害受ける女性をスマホで撮影か 容疑で男2人を追送検

面識のない20代女性に集団で性的暴行を加えるなどしたとして男3人が逮捕された事件で、うち2人が暴行を受ける女性をスマートフォンで撮影したとして、大阪府警捜査1課は2日、性的姿態撮影処罰法違反容疑などで大阪市東成区の無職、山下高志被告(44)=不同意性交致傷罪などで起訴=と奈良県葛城市の専門学校生、渡辺哲理(てつり)こと李博倫(リー・ボールン)被告(23)=中国籍、同罪などで起訴=を追送検したと発表した。
同課によると、山下容疑者は「女性は撮影に同意していたと思った」と容疑を一部否認し、李容疑者は「女性を脅すために撮影した」と認めているという。
送検容疑は6月中旬、府内の集合住宅で、女性に性的暴行を加える様子をスマホで撮影したとしている。
また、府警は、前夜にもわいせつ目的で同じ集合住宅のエレベーターホールに入ったとする邸宅侵入容疑でも両容疑者を追送検した。集合住宅はオートロックだが、住人が通過する際にエントランスに入りこむ「共連れ」と呼ばれる手口を用いていたという。
邸宅侵入容疑について、李容疑者は容疑を認め、「(別の)女性を暴行するために入ったが、この日はできなかった」と供述する一方、山下容疑者は容疑を否認しているという。
府警によると、両容疑者ら3人は不特定の女性に性的暴行を加える目的でインターネット上の「掲示板サイト」で知り合ったとみられる。

露口茂さん死去、93歳=「太陽にほえろ!」山さん役

ドラマ「太陽にほえろ!」の「山さん」こと山村刑事役などで知られた俳優の露口茂(つゆぐち・しげる)さんが4月に死去したことが、2日分かった。93歳だった。松山市出身。
俳優座養成所を経て、舞台を中心に活動。映画にも出演し、「赤い殺意」(1964年)や「女のみづうみ」(66年)などで注目を集めた。
72年放送開始の「太陽にほえろ!」では、容疑者を追い込む「落としの山さん」として人気を集めた。アニメ映画「耳をすませば」のバロン役、海外ドラマ「シャーロック・ホームズの冒険」シリーズの主人公ホームズ役など、声優としても活躍した。 [時事通信社]

【速報】自民・森山幹事長、幹事長を退任する考え表明 両院議員総会で

自民党の森山幹事長は、さきほど両院議員総会の中で、参議院選挙で大敗したことなどの責任を取って、幹事長を辞任する意向を明らかにしたことがわかりました。進退を石破首相に預けるとの趣旨の発言をしたということです。
参院選の総括をとりまとめる両院議員総会に出席した議員によりますと、森山幹事長は会合の終盤、幹事長を辞任する意向を表明した上で、進退を石破首相に預けるとの趣旨の発言をしたということです。
森山氏はこれまで、参院選の総括をとりまとめたのちに進退も含めた自身の責任について明らかにする、としていました。
ただ、自民党が衆・参両院で少数与党になる中、与野党に幅広い人脈を持つ森山氏が政権の要職を離れれば、石破政権の運営がさらに厳しさを増すことは避けられません。さらに、複数の党幹部が、森山氏が辞意表明した場合、同じく辞任する意向を示しています。
石破首相はこれまで周辺に対し、森山氏が辞意を表明した場合は慰留する考えを示しています。