京都府南丹市の当時小学5年生、安達結希くん(11)が行方不明となり、市内の山林で遺体が見つかった事件で、きょう(15日)京都府警が安達さんの自宅に家宅捜索に入りました。元京都府警捜査一課長の樋口文和さんとともに、鍵となる現場を取材しました。
「なぜ仰向けに見つかったのか?」「なぜ死因が不詳なのか?」「なぜリュックが離れて発見されたのか?」などについてお聞きしています。
行方不明から3週間。懸命な捜索にもかかわらず帰ってくることがかなわなかった安逹結希くん。詳細な死因は明らかになっておらず、多くの謎が今も残されています。
遺体が発見されたのは、小学校から南西、約2キロの距離です。
警察によると、遺体は仰向けの状態でみつかりました。死亡推定時期は3月下旬ごろで、発見された時、落ち葉がかぶっていたり、埋められた形跡はなかったといいます。
これはいったい何を意味するのでしょうか。京都府警・元捜査一課長の樋口さんは…。
五十嵐竜馬 ディレクター
「遺体が”仰向け”で発見されたことで、考えられる可能性は?」
元京都府警・捜査一課長・樋口文和 さん
「人は苦しいと、どうしても前かがみになって、前に倒れるのが自然の現象。仰向けになって倒れているということは、何らか第三者の介在が疑われるような死体の現象になる」
さらに、樋口さんが着目したのは、結希くんは発見場所で亡くなったのか?それとも、亡くなった後、”違う場所”から運ばれてきたのか?という点です。
元京都府警・捜査一課長・樋口文和 さん
「ひとつ考えられるのは、もし犯行がここであれば、必ず、服が湿っているとか、土が服や顔に付着していてもおかしくない。土とか葉っぱの状態で、ある程度、ここで犯行が行われたか、それとも運ばれたのかというのは、想定がつくと思う」
五十嵐竜馬 ディレクター
「死因が分からない理由は?」
元京都府警・捜査一課長・樋口文和 さん
「ひとつ考えられるのは、遺体の傷みが激しかった。例えば、ヒモで首を絞めたら『索条痕』が残るとか、それが遺体の損傷が激しいので分かりにくかった。薬物検査ができていないので、それによって睡眠薬など薬を飲まされたとか、そういった結果が出るかもしれない」
遺体が発見された時、結希くんは靴を履いておらず、前日、特徴が似ている靴が別の場所で見つかっています。そこで浮かび上がる2つ目の謎。
“通学用リュック”、”靴”、そして”遺体”。それぞれ、離れた場所でバラバラに見つかっています。これは何を意味するのでしょうか。
元京都府警・捜査一課長・樋口文和 さん
「まず、遺体が先に置かれたというのを想定して、この現場を捜査の目から離すために、リュックは置いたと思う」
行方不明から6日後、最初の大きな手掛かりとして発見されたのが黄色い通学用リュックです。小学校から西に約3キロ離れた山中でみつかりました。
五十嵐竜馬 ディレクター
「結希くんが、自らリュックを置いたとは考えられるか?」
元京都府警・捜査一課長・樋口文和 さん
「これは考えにくい。私も歩いてみたが、普通では歩けない。ここは車でしか移動できないので、何らかの形で第三者がリュックを置いたということは、うかがえる」
通学用リュックが見つかった経緯には、不可解な点があります。
発見されたのは3月29日。
しかし、地元の消防団は警察の依頼で、「行方不明になった翌日の3月24日」と「25日」、さらに、「リュックが見つかる前日の28日」にも、同じ山の中を捜索していました。しかし、その時には見つけられなかったといいます。
五十嵐竜馬 ディレクター
「いつ頃、この場所にリュックを置いたと考えられる?」
元京都府警・捜査一課長・樋口文和 さん
「(消防団の)捜索が入って、捜索で(リュックが)発見できなかった。その後にリュックが置かれたというほうが自然だと思います。遺体発見現場からここは、かなり離れている、リュックをここに置いたというのは、捜査の目を遺体の現場から離れさせようと、こちらのほうに捜索の目を向けた可能性はある」
これまで、警察は1000人以上の捜査員を投入し、市内全域を捜索。
靴が発見された翌日には、別の場所から遺体が発見されました。
一体、いつから結希くんの遺体は、あの山林にあったのでしょうか。
遺体が見つかった山林を所有しているという男性は…。
遺体が見つかった“山の所有者”
「小一時間近く、しばらくいた場所なんです。臭いとかそういう変わった感じは一切なかった」
遺体が発見される3日前、山菜を取りに行った際には、異変はなかったといいます。
五十嵐竜馬 ディレクター
「遺体の傷みが激しいということだが、亡くなってしばらく時間が経って遺体を持ってくることはできるか?」
元京都府警・捜査一課長・樋口文和 さん
「亡くなったら死体は6時間で硬直する。だから運びやすくはなる。ところが3週間ほど経って運ぶと、傷んでいてなかなか持ちにくい。それもあって運ぶというのは難しい」
行方不明だとわかった3月23日から3週間が過ぎ…。
報告・山口杏奈 記者
「午前7時すぎです。警察の捜査車両が安達さんの自宅に入っていきます」
報告・河越幸平カメラマン
「警察官が蔵のような場所を調べています」
警察は死体遺棄事件の可能性があるとみて、本格的に捜査を開始しました。
けさ(15日)から行われている自宅の家宅捜索で、何が明らかになるのでしょうか。
投稿者「F.Krueger」のアーカイブ
「身の潔白晴らすために言いなりに…」国税局職員が千葉県警の職員名乗る人物に納税者情報を漏えい 計259件の情報含まれた資料をカメラで撮影→LINEで送信 大阪国税局「信頼を損なう事案で深くおわび申し上げます」
「身の潔白を証明するため」。国税局の職員が警察官を名乗る人物に納税者の情報を漏えいです。
大阪国税局によりますと、情報漏洩をしたのは、課税第一部に所属する20代の職員です。
4月13日、職員が勤務中に、千葉県警の職員を名乗る人物から「捜査の過程で嫌疑がかかっている」という内容の電話があり、職業を問われ「税務署」と回答したところ、事件と関係がないことを確認するため、業務上の書類を送るよう要求されたということです。
職員はそれに従い、個人情報と法人情報計259件の情報が含まれた資料をカメラで撮影し、写真108枚をLINEで送信したということです。
職員は聞き取りに対し、「動揺して身の潔白を証明するため言いなりになってしまった」と話しているということです。
大阪国税局は「信頼を損なう事案で深くおわび申し上げます」とコメントしています。
大分18歳女性遺体、死後1カ月経過 容疑者と金銭トラブル情報も
大分県豊後大野市の山中で女性の遺体が見つかった事件で、県警は15日、遺体は3月上旬から行方不明になっていた県内の契約職員の女性(当時18歳)と判明したと発表した。死体遺棄容疑で逮捕した大分市元町の無職、姫野忠文容疑者(58)が、女性の死亡の経緯についても知っているとみて捜査している。
県警は今月12日、姫野容疑者を身元不明の遺体を遺棄した疑いで逮捕。供述などを基に捜索したところ、12日午後に豊後大野市緒方町の「尾平越(おびらごえ)トンネル」近くの山中で遺体を発見した。
司法解剖の結果、遺体の首には傷があり、死因は頸髄(けいずい)損傷だった。死後約1カ月が経過しており、何者かに殺害された可能性が高いことが判明。その後、DNA型鑑定などで遺体の身元を女性と特定した。
捜査関係者によると、姫野容疑者は容疑を認め、「自宅で殺害し、車で運んで遺棄した」という趣旨の説明をしているという。女性との間で金銭トラブルがあったとの情報もあり、県警が詳しい経緯を調べている。
県警によると、3月4日に女性の行方が分からなくなっていると同居の母親から相談があった。2日前の2日午後11時半ごろ、自宅にいたのを最後に所在が分からなくなっていた。県警が交友関係や防犯カメラの映像を分析するなどして捜査した結果、面識があった姫野容疑者の遺棄事件への関与が浮上した。【岡田愛梨、山口泰輝】
2遺体は容疑者の妻と長女、愛知 首切られ失血死
愛知県安城市のマンション一室で女性2人の遺体が見つかり、殺人容疑で住人の男が逮捕された事件で、安城署は15日、遺体の身元は男の妻で会社員中村左知枝さん(56)と、長女の高校生理乃さん(17)と明らかにした。司法解剖の結果、死因はともに首の動脈を切られたことによる失血死だった。男の手首には自ら付けたとみられる傷があり、入院治療のため釈放されている。
男は職業不詳中村孝一容疑者(55)。13日午前0時20分ごろ、自ら「娘と妻を殺した」と110番した。捜査関係者によると「自分に持病があり、治療費を考えて将来を悲観した」との趣旨の供述をしていた。
自民・石井準一氏がグループ=40人規模、影響力アップ狙う
自民党の石井準一参院幹事長は15日、国会内で記者会見し、新たなグループ「自由民主党参議院クラブ」の設立を発表した。派閥として唯一残る麻生派以外の参院議員に呼び掛け、40人超が加わった。足場を一段と固め、野党との太いパイプを武器に党内で影響力を強める狙いとみられる。
石井氏は「参院の安定的な運営は政策実現に重要だ。高市政権を支えていくことを約束する」と強調した。定例の会合は開かず、3~5人単位の勉強会を重ねるなどして結び付きを深める考え。従来の派閥と一線を画し、他グループとの掛け持ちを認めるという。総裁選での統一行動や党人事への関与も否定した。 [時事通信社]
【速報】高市総理、アジアに約1兆6000億円の金融支援表明 原油調達後押しし日本の医療物資など確保へ
原油の安定供給が懸念されるなか、高市総理はさきほど、石油由来の医療物資などを生産するアジアの供給体制を維持するため総額およそ1兆6000億円の金融支援をおこなうと表明しました。
高市総理 「私からは域内のサプライチェーン強靱化を目的にアジアエネルギー資源供給力強靱化パートナーシップ、通称『パワーアジア』を発表いたしました。金融面での協力などを行うものでございます。協力の総額は約100億ドルでございます」
アジアのエネルギー問題を議論するAZEC=「アジア・ゼロエミッション共同体」関連の首脳会合がきょう午後、オンラインで開催され、高市総理は総額およそ100億ドル=1兆6000億円規模の金融支援を表明しました。
これにより、ASEAN=東南アジア諸国連合の1年分の原油の輸入に相当する最大およそ12億バレルの原油や石油製品の調達が可能となるとしています。
日本では医療用の手袋など、石油由来の重要な物資の多くをアジアに依存していて、中東・ホルムズ海峡が事実上封鎖される中、この金融支援を通じてアジア各国が原油調達を円滑におこなえるよう後押しすることで、日本の安定的な物資の確保にもつなげていきたい考えで、高市総理は「アジア各国のサプライチェーンを支えることがそのまま日本経済の強化にも繋がる」と強調しています。
十日町市で行方不明だった当時中学生3年生の樋口まりんさん 長岡市内の信濃川の中州で発見される 新潟県
新潟県で1月から行方不明になっていた十日町市の中学3年生(当時)の女子生徒が、長岡市内の信濃川の河川敷で遺体で見つかりました。
遺体で見つかったのは、新潟県十日町市の樋口まりんさん(15歳)です。 警察によりますと、4月9日に長岡市の信濃川河川敷で石拾いをしていた男性が、中州に遺体が流れ着いているのを見つけて110番通報していていたもので、その後の警察の調べで15日に身元が判明しました。
遺体は死後2か月以上たっていて、溺死とみられています。 樋口さんは1月下旬に十日町市の自宅を出たまま行方が分からなくなっていました。
遺体からは事件性を示す痕跡は見つかっていないということで、樋口さんが何らかの原因で川に転落したとみて、警察は調べています。
「息すんな」「死ね」…名門・筑波大附属中の“陰湿いじめ”を被害生徒の母が告発《学校側は「極めて重く受け止めている」》
創立130年を超える名門校である国立・筑波大学附属中学校に通っていた2年生の女子生徒が、「陰湿いじめ」が原因で退学し、転校を余儀なくされていたことが「 週刊文春 」の取材で分かった。
昨年7月、当時2年生だったA子さんは、3泊4日の林間学校で、一部の生徒から懐中電灯の光を何度も目に当てられたり、容姿をからかわれたりした。その後も、複数の生徒から「学校に来んな」、「息すんな」、「死ね」などの暴言を浴びせられたという。
被害者の母が告発「娘は限界のようでした」
A子さんの母親が語る。
「9月に入ると、娘は限界のようでした。心療内科を受診したところ、ストレスで自律神経のバランスが乱れ、鬱病になりかけていると言われ、適応障害の診断書をもらいました」
だが、その後、事態は思わぬ方向に進んでいく。A子さんは、塾の友人たちが参加するLINEの「オープンチャット」上でいじめを相談。その際、感情が高ぶるあまり、加害生徒らを仄めかして「晒す」などと投稿。それが相手方に漏れ伝わったのだ。
「ただ、『オープンチャット』といっても、管理人である娘が認めたメンバーしか参加できない、閲覧者が限定された場だったんです。もちろん、フルネームや住所などは晒していません」(母親)
A子さんは反省し、母親も後日、相手方の生徒と保護者宛てにお詫びの手紙を書いている。だがその後、A子さんにとってショッキングな出来事が起こる。学年主任のX先生から、オープンチャットの件を引き合いに、威圧めいた発言を投げかけられたというのだ。
その結果、A子さんは昨年12月に筑附中からの転校を余儀なくされた。
学校側は…「極めて重く受け止めている」
筑附中に事実関係を尋ねると、書面で概ねこう回答した。
〈当該生徒が他校へ編入する結果となったことについて、決して軽視されるべきものではなく、極めて重く受け止めているところです。関係者からの聞き取り等を含め、詳細な事実関係について慎重に調査を進めており、ご指摘のありました関係教員の言動につきましても、事実関係の確認を含め、調査を行っているところです。この段階で事案の詳細について申し上げることは適切ではないものと判断しております〉
4月15日(水)12時配信の「 週刊文春 電子版 」および4月16日(木)発売の「週刊文春」では、A子さんの母親の証言に加え、いじめの詳細な経緯や、教員による問題発言の詳細などを報じている。
(「週刊文春」編集部/週刊文春 2026年4月23日号)
「未払いが130件を超える」と主張 スキマバイト「株式会社タイミー」をワーカー9人が集団訴訟へ
単発アルバイト紹介アプリ「タイミー」を利用したワーカー9人が、「株式会社タイミー」(東京、小川嶺社長)を相手取った集団訴訟を近く提起することが「 週刊文春 」の取材で分かった。企業から直前にキャンセルされたことで未払い賃金が発生しているという。
「未払いが130件を超える」と主張
原告側によると、訴訟では未払いが130件を超えると主張し、計300万円超を請求する見込み。
タイミーは2018年のサービス開始後に急成長。2024年には東証グロース市場に上場した。ユーザー数1340万人を抱え、面接・履歴書不要で即採用、給料も即日払い可能という手軽さを売りにしてきた。
4月15日(水)12時配信の「 週刊文春 電子版 」および4月16日(木)発売の「週刊文春」では、「ドタキャンで泣き寝入りを強いられている」と語る原告Aさんらの連続証言、厚生労働省とタイミーの見解などを詳しく報じている。
(「週刊文春」編集部/週刊文春 2026年4月23日号)
「抗議船」伝えず、教員不在 同志社国際高、遺族が批判
沖縄県名護市辺野古沖の船転覆事故で死亡した武石知華さん=当時(17)=が通っていた同志社国際高(京都府京田辺市)は「抗議船」に乗ることを生徒に伝えていなかった。教員は体調不良で同乗せず、遺族は「異質すぎてあぜんとするばかり」と批判。私立学校を所管する府は同校の聞き取りを実施し「対応を検討する」としている。
西田喜久夫校長は事故後の記者会見で、米軍普天間飛行場移設に反対する人が乗っている船だったと認め、こう明かした。「『抗議船』という名前では生徒、保護者に伝えていない」。その上で「基地に疑問を感じる人たちがいるという事実の発見」が目的とし「特定の政治的思想を持つよう指導する旅行では全くない」とした。
2隻の船は海上運送法に基づく事業登録がされておらず、同校はこの情報を把握していなかった。波浪注意報が出ていたことも認識しておらず、出航の判断は船長に一任。引率教員は体調不良を理由に同乗を取りやめていた。
武石さんの遺族は投稿サイト「note」で、抗議船に乗ることは全く知らなかったと説明した。