衆院選運動員買収 報酬口止め違法性を認識か 国民民主党の元候補、入江伸子容疑者ら送検

8日投開票の衆院選で、東京7区の国民民主党候補ら3人が運動員に報酬を払っていたとする公選法違反事件で、報酬を受け取った運動員らが口止めをされていたことが22日、捜査関係者への取材で分かった。警視庁捜査2課は、逮捕された元候補、入江伸子容疑者(63)らが違法性を認識した上で報酬を渡したとみて調べている。
事件を巡っては、入江容疑者が、逮捕された会社役員の菅原京香容疑者(25)に運動員らを募集するよう依頼。捜査関係者によると、菅原容疑者は自社のインターン生らに選挙運動の報酬として日当1万円を示した上で、「誰にも言わないで」などと伝えていたという。違法性の認識があったとみられる。
警視庁は22日、逮捕された入江容疑者ら3人を送検した。

連続放火の可能性 火の気がない場所で1時間以内 京都・山科で8件連続 バイクや自転車燃える火事

22日未明、京都市山科区でバイクや自転車などが燃える火事が8件連続して発生しました。警察は放火の可能性も含めて捜査しています。
京都市山科区で、22日午前1時15分ごろから2時すぎにかけての約1時間の間、区内の8カ所でバイクや自転車、枯れ草や電柱のカバーなどが燃える火事が連続して発生しました。この火事によるけが人はいません。
警察と消防によりますと午前2時すぎ、山科区北花山寺内町の住宅で「建物内のバイクが燃えている」と、警戒中の警察官から通報がありました。住宅の一部が燃えたほか、バイク12台と車1台が全焼し、火は約3時間半で消し止められました。
山科区内ではこの1時間ほど前からバイクや自転車などが燃える火事が続けて発生していて、現場はすべて火の気がなく、道路などから容易に立ち入れる場所だということです。警察は連続放火の可能性も含めて捜査しています。

竹やぶ火災現場から男性の遺体見つかる 「いつも物を焼いている人がいた」情報も 警察が関連調べる 和歌山・紀美野町

22日昼前、和歌山県紀美野町の竹やぶで火災が発生し、現場から男性1人の焼死体が発見されました。警察は、火災との関連を調べています。
午前10時半すぎ、紀美野町長谷で「竹やぶで白煙が上昇している」と、近所に住む人から消防に通報がありました。現在も消火活動が続けられていますが、この火事で現場付近から男性1人の焼死体が発見されました。
近所の人の話では「この場所でいつも物を焼いている人がいた」という情報があり、警察は男性の遺体の身元確認と、竹やぶ火災と死亡との関係を調べています。

【独自】ホスピス最大手に厚労省合同調査 医心館、訪問看護報酬の不正指摘

末期がんや難病の高齢者を対象にしたホスピス型住宅の最大手「医心館」について、入居者への訪問看護で不正・過剰な診療報酬請求が指摘されていたことを受け、厚生労働省が今月、健康保険法に基づき、地方厚生局などと合同調査を始めたことが21日、関係者への取材で分かった。
医心館を運営する東証プライム上場の「アンビスホールディングス」(東京)は、取材に対し「厚労省の調査には誠心誠意、対応しています」としている。
調査は通常、出先機関の厚生局が行うが、厚労省本省が乗り出して埼玉県内の医心館を対象に関東信越厚生局、県と合同で実施。医心館が全国各地に展開していることや、請求額が多いことが理由とみられる。
訪問看護を巡っては、複数の会社のホスピス型住宅や精神科に特化したタイプで、不正・過剰請求の疑いが共同通信の報道で判明。厚労省は今年1月から全国調査を始め、八つの地方厚生局・支局が47都道府県で少なくとも1カ所ずつ実施している。

自民・小野寺税調会長「むちゃくちゃだ」 新たなトランプ関税10%→15%引き上げに

自民党の小野寺五典税調会長は22日、フジテレビの番組「日曜報道THE PRIME」に出演し、トランプ米大統領が20日に発表したばかりの世界各国への10%の新関税を15%に引き上げる意向を示したことについて、「正直言うと、むちゃくちゃだなと思う」と述べた。
企業に投資計画には予見性が必要だとしたうえで「ますますアメリカ離れが進むのではないかと、同盟国の日本としては心配している」と懸念を示した。
また、米連邦最高裁が違法だと判断した相互関税の日本企業の支払い済み分について、「『違法な形で支払った関税は返してください』ということは当然だ。今後、おそらく個々の訴訟のなかで決まっていくことだと思う」と述べた。
トランプ氏は20日、相互関税を違法とした最高裁判決を受け、相互関税の代替として10%の関税を全世界を対象に発動すると発表。翌21日にこれを15%に引き上げる意向を自身のSNSに投稿していた。ただ、適用時期は明示していない。

落選の中道元職、離党意向 立民出身岡田氏、兵庫

衆院選で落選した中道改革連合元衆院議員の岡田悟氏(42)が22日、同党を離党する意向を表明した。既に階猛幹事長らに伝えており、今後正式な手続きを進めるという。岡田氏は立憲民主党出身で当選1回。今回衆院選で兵庫7区から立候補して自民候補に敗れ、比例復活もできなかった。
同日の立民兵庫県連定期大会に参加した後、報道陣の取材に明らかにした。中道の方針を巡り、政策や政党名、比例代表の名簿順位の決まり方を批判。「幹部クラスでも事前に何も知らされていなかった」と不満を語った。今後、中道が進める落選者へのヒアリングには応じる意向だという。

「竹島の日」島根県で式典 閣僚でなく政務官出席、対韓配慮

日本と韓国が領有権を主張する島根県隠岐の島町の竹島(韓国名・独島)の問題解決に向け、同県は22日、条例で定めた「竹島の日」に合わせて松江市で式典を開いた。丸山達也知事や政府代表の古川直季内閣府政務官が出席。県は閣僚の出席を求めていたが、政府は見送った。改善基調が続く日韓関係を踏まえ韓国に配慮したとみられる。
式典で丸山知事は「領土問題は政府レベルの話し合いや交渉が不可欠」と主張。竹島の日の閣議決定など、問題解決に向けた政府の主体的な取り組みが速やかに実行されるよう求めた。
高市早苗政権下で初の式典で、高市氏は昨年の自民党総裁選で閣僚が出席すべきだとしていたが、従来の対応を踏襲した。

九州北部地方と中国地方、四国地方で「春一番」 南よりの風が強まる

気象台は今日2月22日(日)、九州北部地方(山口県含む)、中国地方、四国地方で春一番が吹いたと発表しました。九州北部地方と四国地方では2024年以来2年ぶり、中国地方では2021年以来5年ぶりの発表です。

春一番は、冬から春への移行期に初めて吹く暖かい南寄りの強い風のことで、18日(水)に発表された北陸地方に続いての発表となります。
昨日より気温が上昇 春のような暖かさ
沿海州にある低気圧が北東へ進んでいて、日本海では気圧の傾きが大きくなっています。この低気圧に向かってやや強い~非常に強い南よりの風が吹き、最大瞬間風速は17時までに、福岡県福岡市で14.2m/s、島根県浜田市では20.2m/s、高知県室戸岬では19.9m/sをそれぞれ観測しています。

気象台はこれらを総合的に判断し、春一番が吹いたと判断しました。九州北部地方と四国地方では2024年以来2年ぶり、中国地方では2021年以来5年ぶりの発表です。

この暖かな風によって気温も昨日より3℃から8℃程度高く、17時までの最高気温は福岡県福岡市で23.4℃、広島県広島市で19.0℃、香川県高松市で21.9℃となっています。
▼九州北部地方の春一番の目安

① 立春から春分までの間

② 南よりの風、最大風速約7m/s以上

③ 気温は前日より上がる

▼中国地方の春一番の目安

① 立春から春分までの間

② 日本海で低気圧が発達する

③ 南よりの風が強く吹いて気温が高くなる

▼四国地方の春一番の目安

① 立春から春分までの間

② 低気圧が日本海付近にあって発達し、南よりのやや強い風が吹く

③ 最高気温が前日より高くなる

④ ②③の条件を満たす地点が複数ある

山口・下関の寺火災 遺体は男性1人と女性2人 残る2人は性別不明

山口県下関市豊浦町で20日、浄土真宗本願寺派の「正琳寺(しょうりんじ)」などが全焼し、焼け跡から5人の遺体が見つかった火災で、山口県警小串署は22日、亡くなったのは男性1人、女性2人と確認されたと発表した。残る2人の性別は分からないという。
また、火災の発生時刻は20日午前2時10分ごろだったと発表。寺の焼失面積は本堂兼住居の約730平方メートルで、5遺体はいずれも寺の住居部分で見つかった。市消防局は22日、火災で全焼したのは寺と納屋(約30平方メートル)で、他に敷地外の空き家など住宅6棟を焼損したと明らかにした。
小串署などによると、寺には前住職の岩崎恵弘さん(89)、現住職の50代男性と妻の40代女性、その子どもの10代男性と10歳未満の女児の家族5人が暮らしていた。全員と連絡が取れておらず、身元の特定を進めている。【下原知広】

金剛峯寺の新法印に藤田光寛大僧正 3月11日就任祝う転衣式

高野山真言宗総本山金剛峯寺(和歌山県高野町)で22日、第五百二十七世寺務検校執行法印(じむけんぎょうしぎょうほういん)の任命式があり、高野山別格本山大円院住職の藤田光寛大僧正(77)が就任した。宗祖・弘法大師の名代として1年間、山内の重要な儀式を取りまとめる最高位の役職。就任を祝う「転衣(てんね)式」は3月11日に金剛峯寺で営まれる。
藤田大僧正は高野山(高野町)生まれで東北大大学院博士課程単位取得退学。2005年から大円院住職を務め、11~17年には高野山大学長を務めた。【藤原弘】