10日午後9時ごろ、相模原市緑区の住宅車庫の乗用車内で、この家に住む無職女性(50)と中学1年の男子生徒(12)、小学5年の男児(10)が死亡しているのが見つかった。車内には練炭が入った七輪があり、県警が経緯を調べている。
県警によると、女性は子ども2人と夫の4人家族。帰宅した夫が3人を発見し、「妻と子どもが車の中で亡くなっている」と110番した。母子3人に目立った外傷や着衣の乱れはなく、住宅内も荒らされた様子はなかった。
ローン・オフェンダーの“前兆”把握…金属音や薬品臭など「どんなことでも警察に通報を」貸し倉庫や宅配業界団体に依頼警察庁
安倍元総理銃撃事件をきっかけに注目された単独でテロなどを行う「ローン・オフェンダー(LO=エルオー)」について、警察庁は“犯罪の前兆”を把握するため、貸し倉庫などの業界団体に対し、不審情報を提供するよう協力を依頼したと発表しました。
特定のテロ組織と関わりがなく過激化した個人が単独でテロなどを行う「ローン・オフェンダー(LO)」は、人との関わりが薄いため犯罪の「前兆」を把握することが難しいとされています。
安倍元総理が殺害された銃撃事件では被告がガレージの中で火薬を作っていたほか、おととしの衆議院選挙中に自民党本部へ火炎瓶が投げられた事件では、乗用車からガソリンを抜き取り火炎瓶を作っていたことが確認されています。
警察庁はこれまでローン・オフェンダー対策を進めてきましたが、新たにきょう(11日)、ガレージなどの貸し倉庫の業界団体と荷物などを届ける宅配の業界団体に対し、建物の中から火薬や薬品の臭いがしたり、金属音が聞こえたりした場合などに、警察へ情報提供するよう協力を依頼したと発表しました。
警察庁は、全国の警察を通じ業界団体や事業者にチラシを配布するなどして協力を依頼していく予定で、「通報が犯罪を防ぐきっかけとなるので、どんなことでも警察に通報してほしい」としています。
埼玉・川越に無許可モスク 市街化調整区域、市が撤去求める
建物の新設が原則として認められない埼玉県川越市内の市街化調整区域に無申請・無許可でモスク(イスラム教の礼拝堂)が建てられ、問題になっている。市は所有者側に撤去と使用中止を求め、所有者と結びつきがあるとみられるパキスタン大使館と協議を続けているものの、撤去に向けた道筋は見えていない。
市によると、モスクは同市下赤坂の4500平方メートルの敷地にあり、ドームなど4棟の建物からなる。市は2024年10月に住民らの通報で違法建築を確認。現場に「工事停止」の警告書を複数回張るなどした。所有者は26年3月、5年以内の撤去を約束する是正計画書を提出したが、4月には駐日パキスタン大使が出席するなどして開所式が行われ、モスクとして使用された。
度重なる指導の結果、市は4日までに、建物の所有者とみられる人物が礼拝を行わないことと敷地に人が立ち入らないようにしたことを確認したという。
市はホームページ内で「市街化調整区域内の違反建築物について」と題して取り組みの現状を公表している。森田初恵市長は10日、「パキスタン大使と面会するなど、一日も早い解決ができるよう進めたい」とのコメントを出した。【仲村隆】
女性皇族が結婚後も活動継続、歓迎の声…元皇族の男性「本人の意思を尊重してほしい」養子案には懸念の声も
皇族数の確保策に関する「立法府の総意」が10日、まとまった。女性皇族が結婚後も皇室に残る道が開かれる見通しになり、国内外で交流した人からは歓迎の声が上がる一方、元皇族の男性からは旧11宮家の男系男子を皇室に迎える養子案に懸念の声も聞かれた。
「日本と海外の架け橋となる女性皇族の活動が、将来も続くことになれば本当にうれしい」。ラオスで小児病院を運営するNPO法人代表の赤尾和美さん(63)はそう喜んだ。
昨年11月、ラオスを訪問した天皇家の長女愛子さま(24)はNPOの病院を訪ね、病棟を巡られた。独自の死生観から子供の重い病気の治療を拒否した家庭に、赤尾さんが根気よく通った話を紹介すると、愛子さまは「患者さんに寄り添われていますね」と話されたという。赤尾さんは「励みになった」と声を弾ませた。
秋篠宮家の次女佳子さま(31)は滑らかな手話を生かし、国内外で聴覚障害者との交流を続けられている。日本ろう芸術協会代表理事の牧原依里さん(39)は昨年11月、「東京国際ろう芸術祭」の式典に出席された佳子さまを出迎えた。ろう者と健聴者が並ぶ前で、「どちらにも何を話しているかわかるようにあいさつされていた」と振り返り、「皇室に残るかどうかは佳子さまの選択だが、自分なら、あそこまで積み重ねた活動を断たれたくない」と話す。
高円宮家の長女承子さま(40)は昨年7月、能登半島地震で被災した石川県輪島市を母の久子さま(72)と訪ね、大規模火災で被災した朝市通りで献花した後、商店主らに声をかけられた。輪島市朝市組合長の冨水(とみず)長毅(ながたけ)さん(57)は「体をいたわる言葉をかけてもらった。女性活躍の時代。これからもますます公務に励んでほしい」と語った。
皇族の務め「相当の覚悟必要」…3歳で離脱した久邇朝宏さん
旧11宮家の一つ久邇宮(くにのみや)家に生まれ、1947年10月に皇籍を離れた久邇朝宏(あさひろ)さん(81)が読売新聞の取材に応じた。
久邇さんは戦時中の44年10月、久邇宮朝融(あさあきら)王の三男として生まれた。皇籍離脱当時は3歳で皇位継承順位18位だった。昭和天皇の后(きさき)・香淳(こうじゅん)皇后は父の妹で、上皇さまはいとこにあたる。
皇族の頃の記憶は「ほとんどない」という久邇さん。大学まで学習院に通い、日立製作所の技術者として約40年間勤めた。「自分は兄と違い、特別な教育は一切受けていない」と話す。
長男の邦昭さん(97)は29年生まれで、学習院から海軍兵学校に進み、皇族の将校となる準備を重ねた。著書では「皇族の男子だから帝王学が学べるよう配慮されていたのだろう」と回顧している。
久邇さんは会社員時代、生まれのことは極力話さなかった。宮様扱いされたくなかったからだ。ただ、皇室は身近な存在だった。未成年の頃は正月に決まって皇居に招かれた。昭和天皇や香淳皇后にあいさつした後、旧宮家の子供たちと雑煮を食べた。成人後も、親睦団体などを通じて皇族方との交流は続いた。
それでも、皇籍離脱から79年がたった今、皇族への復帰は「単純な話ではない」と考えている。「皇族になるには相当の覚悟が必要だ。私は今更、戻りたいと思わない」と明かす。
旧宮家の男系男子を養子に迎える案では、対象が「15歳以上」という想定も出ている。久邇さんの子は女子2人だが、他の旧宮家の男子の将来が「無理やり決められてしまわないか」と心配だ。「本人の意思を尊重してほしい」と話す。
一方で、伝統ある皇室が続くなら、幅広い選択肢が必要との思いもある。「私は女性天皇でも構わないと思っている」と語った。
原油の代替調達率が7月に“100%”へ ホルムズ海峡を経由しない原油調達先の多角化進む 石油の安定供給2028年3月末まで可能に
中東情勢を受けて、政府が原油の調達先の多角化を進めた結果、来月にはホルムズ海峡以外から100%調達できる見通しになったことが分かりました。
政府は中東・ホルムズ海峡が事実上封鎖されたことを受け、原油の調達先をアメリカや中南米、中央アジアなどへ広げてきました。
日本はこれまで原油調達の9割以上をホルムズ海峡に依存してきましたが、政府関係者によりますと、調達先の多角化により、来月にはホルムズ海峡を経由しない原油の代替調達率が100%に達する見通しになったということです。
また、石油備蓄を活用することで、2028年3月末まで石油の安定供給が可能となる見通しです。
高市総理はきょう夕方、中東情勢に関する関係閣僚会議でこうした状況を報告する予定です。
また、来週フランスで開かれるG7サミットで、高市総理は世界の原油市場の安定化に向け、▼不当な輸出制限への反対や、▼アジアなどでの石油備蓄強化の支援など3項目を提案する方向で調整しています。
【速報】神奈川・相模原市の河川敷で「未成年の女性が倒れている」 座間市の高3女子生徒(17)が死亡 前夜に家族から“帰ってこない”と通報
殺人事件として捜査
きょう(11日)未明、神奈川県相模原市の河川敷で高校3年の女子生徒(17)が倒れているのが見つかり、その後、死亡しました。警察は殺人事件として捜査しています。
消防によりますと、きょう午前2時ごろ、相模原市・南区の河川敷で「未成年の女性が倒れている。心肺停止状態」と119番通報がありました。
捜査関係者によりますと、倒れていたのは座間市に住む17歳の高校3年の女子生徒で、河川敷の橋の下で見つかり、病院に搬送されましたがその後、死亡しました。
女子生徒は「知人に会いに行く」と家を出る
きのう(10日)夕方、女子生徒は「知人に会いに行く」と家を出たということですが、夜になって家族から「娘が家に帰ってこない」という趣旨の110番通報があり、警察が捜索していました。
警察は女子生徒の知人で10代の男性が事情を知っているとみて、殺人事件として捜査しています。
自らの刑は「死刑か無期だと思う」“強盗致死罪”問われる特定少年…きょう求刑へ 江別集団暴行死事件
【裁判詳報】遺族が望むこと問われ「一生刑務所にいてほしい」求刑は“無期懲役”判決の行方は…?江別大学生暴行死
北海道江別市で男子大学生が集団暴行をうけ死亡した事件の裁判です。
当時18歳だった滝沢被告の被告人質問が行われ、自らの刑について「死刑か無期だと思う」と述べました。
強盗致死などの罪に問われているのは、滝沢海裕被告と川村葉音被告、少年の3人です。
滝沢被告らは2024年10月、江別市の公園で長谷知哉さんと交際していた八木原亜麻被告らと共謀し、長谷さんに暴行を加えて死亡させたうえ、現金やカードを奪うなどしたとされています。
3人の裁判は札幌地裁が「強盗致死罪が成立する」という判断を示し、現在、情状や量刑について分離して審理が進められています。
6月11日は滝沢被告の被告人質問が実施され、検察からの「どんな刑が下されると思うか」という質問に対し、「死刑か無期だと思います」と述べました。
午後には滝沢被告に対する検察の求刑が予定されています。
※STVでは今回の裁判の「特定少年」について、事件の重大さや社会的影響などを総合的に判断し、実名で報道しています。
「ブレーカー交換しないと火事に」 不必要な電気工事名目で詐取 容疑で6人を逮捕
軽微な修理を依頼した人に不要な電気工事を持ちかけ、現金をだまし取ったとして、警視庁暴力団対策課は詐欺と詐欺未遂の疑いで、いずれも職業不詳、川崎市宮前区の松本健人被告(31)=詐欺未遂罪で起訴=ら4人を再逮捕し、新たに川崎市宮前区の横山英太郎容疑者(30)ら2人を逮捕した。暴対課は認否を明らかにしていない。
暴対課によると、容疑者らは電気工事会社を装い、ネットで検索上位に表示される「リスティング広告」でサイトに誘導。照明などの修理依頼を受けて訪問した先で「ブレーカーが原因であり、交換しないと火事になる」などと不安をあおり、不要な工事の代金を請求していたという。少なくとも昨年3~6月の間、1都6県で約4700万円をだまし取った疑いがある。
暴対課は4月、詐欺容疑などで主犯格とみられる松本容疑者ら4人を逮捕。横山容疑者も松本容疑者同様に指示を出す主犯格の立場とみている。
6人の逮捕、再逮捕容疑は昨年3~5月、東京都と神奈川県の住宅と医療施設8カ所で「ブレーカーの交換工事が必要」などとして現金7万~23万円をだまし取るなどしたとしている。
【独自】いじめを受けて自傷行為をした女子生徒に、教頭が「手首ではないから気持ちの度合いが違う」と発言 第三者委は「生徒の辛い思いを踏みにじる行為」と指摘
大阪府堺市の公立中学校に2022年から通っていた女子生徒が、複数の生徒から「しね」「ゴリラ」などと暴言を吐かれたり、仲間はずれにされるなどしていた事案について、第三者委員会がいじめと認定したことが、11日わかりました。 また、女子生徒がいじめを受け手の甲を自ら傷つけた際、当時の教頭が生徒と母親に「手首ではない」「気持ちの度合いが違う」などと不適切な話をしていたこともわかりました。 市の関係者や堺市に住む女子生徒(現在高校生)の母親によりますと、女子生徒は2022年から、市内の公立中学校に通っていましたが、1年生のころ、同級生から仲間はずれにされるなどしたということです。 さらに、2、3年生の頃には、部活動で「しね」「ゴリラ」「きもい」といった暴言を複数の生徒から受けたといいます。 女子生徒は一時不登校になるなどし、生徒と母親は学校側にいじめ被害を訴え、学校側もいじめ事案として対応を進めていましたが、2022年、女子生徒がいじめを受け授業中にカッターナイフで手の甲を自ら切りつけた際、説明のため自宅に訪問した教頭が、自傷行為といじめの関連性が分からない旨の発言をしたうえ、「手首ではないから度合い、気持ちの度合いが違う」「(死にたいという思いではなく)切ることによって気持ちを聴いてもらいたい訴え」などと不適切な発言をしていたことが、ABCテレビの取材でわかりました。 生徒と母親はこうした学校側の対応に不備があるとして、学校や市教委に第三者委員会の調査設置を要望。市の決定を受け、2023年に第三者委員会(堺市いじめ重大事態調査委員会)が調査を開始し、去年3月、14の事案をいじめと認定しました。 2024年にABCテレビが女子生徒に取材した際、「(教頭の発言は)驚きました。驚きすぎて何も言えないし、なにも考えられなかった」「いじめで学校にいけず、(高校)受験もあるのに、学校で勉強が出来ないことが辛かった」と話していました。 また、母親は委員会がいじめを認定したことについて11日、「いじめを訴えてから4年、さらに調査結果が出てから公表まで1年かかったことについて、結果、現在娘は中学校を卒業しており、在校中の解決が叶いませんでした。被害者である子どもに寄り添った誠意ある対応でないと受け止めています。堺市には被害生徒、児童のことを考え、いじめ問題に危機感を持って真剣に取り組んでいただきたい」とコメントしています。 教頭の発言について第三者委員会は、「生徒の辛い思いを踏みにじる行為だった」と指摘しています。市教委は教頭の不適切発言について取材に対し、「発言は事実で、不適切なものだったと認定している。謝罪とともに、再発防止に努める」としています。
「町指定ごみ袋」サイズを点検したら…「20L」可燃ごみ袋は14L、「30L」の雑ごみ袋は22Lと判明
愛媛県砥部町は10日、町指定ごみ袋の一部で、表示の容量と実際の大きさが違っていたと発表した。西条、今治の両市で指定ごみ袋の容量を巡る問題が相次いだことを受け、町が自主点検して判明した。
指定ごみ袋全7種類に水を入れるなどして確認したところ、5種類で表示容量と実容量に差があった。3種類は表示容量を下回り、2種類は上回っていたという。
実容量が不足していたのは可燃ごみ袋小、雑ごみ袋小、雑ごみ袋極小。可燃ごみ袋小は20リットルと表示していたが実容量は約14リットルだった。雑ごみ袋小は30リットルに対し約22リットル、雑ごみ袋極小は10リットルに対し約8リットルだった。
町は「袋の価格は容量を基準に設定していない」として交換や返品はしない方針。当面は袋の容量表記をやめるという。