30代女性が刺される 現場から男性逃走 東京・高田馬場

29日午後0時10分ごろ、東京都新宿区高田馬場4の雑居ビルで「女の子が刺された。男が徒歩で逃げた」と複数の目撃者から110番があった。警視庁戸塚署によると、30代の女性が胸か腹のあたりを刺されたとみられる。病院への搬送時、意識はあったという。現場から刃物を持った男性が逃走したといい、戸塚署が殺人未遂容疑で行方を追っている。
現場はJR高田馬場駅から南に250メートルの雑居ビルが建ち並ぶ一角。【菅健吾】

31歳になった佳子さま、皇居で天皇陛下にあいさつ…沿道の人々にほほえみながら手を振られる

秋篠宮家の次女佳子さまは31歳の誕生日を迎えた29日、宮邸で宮内庁長官ら幹部から祝賀を受けた後、皇居で天皇陛下と長女愛子さまにあいさつされた。午前11時前に車で皇居に入る際、沿道の人々にほほえみながら手を振られた。
その後、上皇ご夫妻にあいさつするため東京・元赤坂の仙洞(せんとう)御所を訪問された。

93歳の父殴打か、61歳逮捕 自宅で死亡確認、佐賀

佐賀県警鹿島署は29日、自宅で父(93)を殴打するなどし、肋骨などを折るけがを負わせたとして、傷害の疑いで、同県嬉野市、無職山口誠容疑者(61)を逮捕した。父は自宅で死亡が確認された。容疑者は暴行を加えたことは認めたが「骨折するほど暴力をふるった覚えはない」と容疑を一部否認している。
逮捕容疑は、今月初旬ごろから26日ごろまでの間に、父の頭や顔を食器や拳で殴ったり、胸や腰を踏みつけたりして負傷させた疑い。署は傷害致死容疑への切り替えも視野に捜査を進める。
署によると、容疑者からの連絡を受けて自宅を訪れた医師から「患者が冷たくなっている」と28日に110番があり、署員が駆けつけた。

【速報】国道16号で車約9台絡む事故 約6人ケガ…搬送 千葉

29日正午前、千葉市稲毛区の国道16号で車およそ9台が絡む事故がありました。6人ほどがケガをし、救急搬送されているということです。
警察と消防によりますと、29日11時50分ごろ千葉市稲毛区の国道16号上で「複数の車が関係する事故」「ドアが開かなくて出られない方がいる」などの複数の通報がありました。
事故にはおよそ9台の車が絡んでいるということで、およそ6人がケガをして救急搬送されているということです。搬送された人の詳しい容体については今のところ分かっていません。

自転車の94歳男性が22歳女子大学生運転の軽自動車にはねられ意識不明の重体 男性はヘルメット着用せず

三重県伊賀市で29日午前、自転車に乗っていた94歳の男性が大学生が運転する軽自動車にはねられ、意識不明の重体です。 警察によりますと、29日午前9時45分ごろ、伊賀市上野車坂町のT字路交差点で、自転車で走行していた近所に住む94歳の男性が、22歳の女子大学生が運転する軽自動車と出合い頭に衝突しました。 はねられた男性はヘルメットは着用しておらず、事故の衝撃で頭などを強く打ち、意識不明の状態で救急搬送されました。 現場は細い道が交わるT字路で、信号機や一時停止の標識などはないということで、警察は女子大学生から話を聞くなどして事故当時の状況を調べています。

高田馬場エステ店女性刺傷事件 刺した男は30代くらいの外国人の客か 身長約175センチ、黒ずくめの格好で逃走中

29日正午すぎ、東京・新宿区高田馬場で30代の女性が刺される事件がありました。刺したのは外国人の男とみられ、警視庁が行方を追っています。
警視庁によりますと、29日正午すぎ、新宿区高田馬場4丁目で、女性が刺されたと通報がありました。
エステ店に勤務する30代の女性が、店が入る建物の2階の共用廊下で、胸や背中など複数箇所を刺され、女性は建物の前の路上で倒れていました。病院に搬送される際、意識はあったということです。
女性によると、刺したのは中国系の名前の外国人とみられる30代くらいの男で、過去に客として来ていたということです。男は現在も逃走中で、目撃者によると身長は175センチ前後のやせ形、黒のキャップに黒のジャンパー、黒ズボン姿で黒いリュックを背負っていたということで、警視庁が行方を追っています。

【速報】釣りの最中に転落か…沖合で56歳男性が浮いているのが見つかり死亡を確認 救命胴衣はなし 兵庫・香美町

29日午前、兵庫県香美町の沖合約50メートルで56歳の男性が浮いているのが見つかり、死亡しているのが確認されました。男性は付近の沿岸で釣りをしていて、転落したとみられます。
第八管区海上保安本部・香住海上保安署などによりますと、午前9時半ごろ、兵庫県香美町の鎧漁港近くの沿岸で、「釣りをしていた人の姿が2時間以上見えない」と近くの岩場で釣りをしていた別の男性から通報がありました。
警察や民間の漁船などが付近の海域を捜索したところ、海岸から約50メートルの沖合で、男性がうつぶせの状態で浮いているのが見つかり、現場で死亡が確認されました。男性は鳥取県在住で、目立った外傷はなく、救命胴衣は着用していなかったということです。
警察や香住海上保安署などは、男性が釣りの最中に海へ転落したとみて詳しい経緯などを調べています。

工場15人負傷事件 複数の被害者「容疑者知らない」 無差別襲撃か

静岡県三島市の横浜ゴム三島工場で従業員15人が刃物で刺されるなどした事件で、殺人未遂容疑で逮捕された元従業員の小山(おやま)雅貴容疑者(38)について、複数の被害者が「知らない」と話していることが29日、捜査関係者への取材で判明した。入院中でまだ県警が事情聴取できていない被害者もいるが、現時点では面識がある人は確認できていないという。県警は、小山容疑者が一方的に恨みを募らせ、無差別に従業員を襲った可能性があるとみて、動機を慎重に調べている。
捜査関係者によると、小山容疑者は工場勤務時に「いじめを受けていた」と供述。内容について「暴力を振るわれた」「労働組合や上司に相談しても相手にされなかった」などと話しているという。
小山容疑者は26日の事件当日、サバイバルナイフと漂白剤のような液体を準備したうえで、ガスマスクのようなものを装着していたとみられる。県警によると、車で工場の正門から侵入し、液体をまきながら敷地内を移動して次々に刃物で襲ったとされる。被害に遭ったのは20~50代の男性従業員15人。うち8人は刃物、7人は液体で負傷したとみられる。
県警は現場に残された刃物1本と車を押収したほか、27日に容疑者の自宅を家宅捜索した際、漂白剤の商品名が記載された段ボール箱を押収した。段ボール箱は1500ミリリットルの漂白剤8本入りと記されたもので、家宅捜索前に容疑者の自宅玄関前に置かれていた。県警は、事件が周到に計画されていた可能性を視野に捜査を進めている。【藤渕志保、石川宏、三浦研吾】

6300羽の殺処分が完了 空知の由仁町の養鶏場 高病原性鳥インフルエンザ感染の疑いで

死んだニワトリが高病原性鳥インフルエンザ感染の疑いがある空知の由仁町の養鶏場で、29日午後3時におよそ6300羽のニワトリの殺処分が完了しました。
採卵用のニワトリおよそ6300羽が飼育されていた由仁町の養鶏場では、死んだニワトリが高病原性鳥インフルエンザ感染の疑いがあります。
道によりますと、29日午前9時すぎから職員40人態勢で行われていたすべての殺処分は午後3時に終了したということです。
引き続き鶏舎の消毒作業などを行い31日に完了させるとしています。

<独自>「ない」とされていた玉音放送「内閣告諭」の音源見つかる 収集家が発見・所蔵

昭和20年8月15日、昭和天皇による「終戦の詔書」に続いてラジオで放送された「内閣告諭」を録音したレコードが、埼玉県の個人宅に保管されていることが分かった。当時、日本放送協会は放送内容を録音したが、米軍の進駐に備えて録音盤を破棄した。そのため音源はないとされており、専門家は「大変貴重、かつ画期的な発見だ」と話している。
一般に玉音放送といえば、昭和天皇による「大東亜戦争終結に関する詔書(終戦の詔書)」の4分半を指すが、放送全体は37分半に及ぶ。内閣告諭は鈴木貫太郎首相による国民に対するメッセージで、苦難に耐えて戦争を終わらせることや軽挙妄動を避けるよう呼びかける内容だ。終戦の詔書の後、日本放送協会の和田信賢アナウンサーが読み上げた。
埼玉の古物店で販売
当時を知る関係者らの証言によると、終戦の詔書を含めた玉音放送全体は録音班の女子挺身隊員によって録音されたが、翌16日、敗戦に伴う米軍の進駐を恐れて破棄された。終戦の詔書のみ、宮内庁が平成27年に公開したものなど音源はあり、今でも聞ける。それ以外の部分はこれまで音源はないとされ、原稿のみがNHK放送博物館に保存されていた。
今回確認された録音盤は、さいたま市のレコード収集家、高氏貴博氏(47)が所有しており、15年ほど前に埼玉県和光市内の古物店で購入した。古いレコードが30枚ほどまとめて販売された状態だったといい、その中の1枚に「内閣告諭 和田放送員」と手書きのラベルが貼ってあった。高氏氏は「ないはずの音源だとすぐに気づいた」と語る。
レコードの状態から冒頭部分は再生できなかったが、内閣告諭のほぼ全文が録音されていた。残されていた原稿には「『ソ』連邦」となっているが、実際には「ソビエット連邦」と読み上げていたり、原稿上の「先達トナラム」の部分を「先達ならむ」と「ト」を読み飛ばしていたりなど、新発見もあった。
「JOAK」と刻印入り
内閣告諭のほかは、昭和16年12月のフィリピン攻撃のニュースや、昭和15年の紀元2600年記念式典の詔書などで、いずれもラジオ放送を録音したものだった。東京放送局のコールサインだった「JOAK」と刻印入りのラベルが貼られたレコードもあり、放送関係者が重大ニュースなどの節目に録音した可能性がある。
古物店には遺品としてまとめて持ち込まれたらしく、元の持ち主の詳細は不明だ。ただ、レコードは当時流通していたアルマイト盤なうえ、高氏氏によれば、仮に用意できても機材の問題から上書き録音するのが難しく偽造は考えられないという。(大森貴弘)
日本ラジオ博物館の岡部匡伸館長の話
電波の受信状態が変わるフェーディングによる音量の変化も聞き取れ、ラジオからの録音で間違いないだろう。日本のラジオ放送は音源が残っていないことが研究者にとって悩みの種だ。内容そのものは文字にしたものがあるが、実際の放送に流れた音声を聞けるのは大変貴重で、この音声を基に研究が進むことも期待できる。