神奈川県横須賀市の老人ホームで1月、入所者の女性を殺害したなどとして、殺人罪などに問われた元同施設職員田村真樹被告(32)の裁判員裁判の初公判が25日、横浜地裁(青沼潔裁判長)であり、田村被告は罪状認否で殺人に関する起訴内容を認めた。一部の罪については否認した。
検察は冒頭陳述で、田村被告は入所者菅谷伊津子さん=当時(89)=から現金を引き出したことをとがめられ、弁済を申し出たが、菅谷さんから「職員に相談する」と言われたと指摘。窃盗の発覚を免れるため菅谷さんを殺害したと述べた。
起訴状によると、田村被告は昨年12月~今年1月の間に、不正に入手した菅谷さん名義のキャッシュカードを使って口座から現金計125万円を引き出して窃取。菅谷さんの通帳も部屋から持ち去り、同1月24日、菅谷さんの首を絞めて殺害したとされる。
[時事通信社]