日米豪印首脳がテレビ会議=ロシア核威嚇、岸田首相「言語道断」

日本、米国、オーストラリア、インド4カ国(通称クアッド)は3日夜、テレビ会議方式で首脳会談を開催し、ウクライナ情勢について協議した。岸田文雄首相は会談に先立つ記者会見で、ロシアの核戦力部隊が警戒態勢を引き上げたことについて「言語道断だ。核兵器による威嚇も使用も許されるものではない」と述べ、厳しく批判した。
ロシアの軍事侵攻をめぐっては、日米両国などが厳しい姿勢を示す一方、インドは国連総会での非難決議の採決を棄権。温度差も目立つ中、首脳会談で足並みをそろえられるかが焦点だ。
[時事通信社]