大阪府内の公立高校で9日午前、一般選抜入試が一斉に始まった。新型コロナウイルスの感染拡大が収まらず、濃厚接触者の別室受験などの措置がとられた。同日中に5教科の試験を実施し、17日に合格発表がある。
府教委によると、定時制を含む府内141校に約3万9000人が出願した。全日制文理学科の定員360人に568人が出願した府立高津高校(大阪市天王寺区)では、換気のため教室の窓を開け、校舎内に手指消毒用のアルコールを置いた。午前9時過ぎ、最初の科目である国語の問題用紙が配布され、受験生がマスクを着けたまま開始の合図を待った。
府教委は受験機会を確保するため、濃厚接触者に該当しても症状がなく、試験会場での検温が37・4度以下の場合は別室で受験することを認めた。陽性者や発熱のある濃厚接触者なども対象にした追検査は19日にある。【石川将来】