コースターで乗客が胸部骨折 静岡・浜名湖パルパル、運行を休止

遠鉄観光開発(静岡県浜松市)は10日、運営する遊園地・浜名湖パルパル(浜松市西区舘山寺町)で7日に小型コースターに乗った1人が胸部を骨折し、重傷を負っていたと明らかにした。8日に遊具の運行を休止し、原因を調査中。遠鉄観光開発はけがの発生を把握後も警察に通報していないという。
遠鉄観光開発は毎日新聞の取材に「小型コースター・ジャングルマウスが滑走を終えて駅ホームに停止する際、乗客が安全バーのクッション部で胸を強く打った模様」と説明。乗客は帰宅後に病院に行き、胸骨骨折で全治4カ月と診断された。7日のうちに乗客の家族が遊園地に伝えたという。
ジャングルマウスは全長220メートルを最高時速22キロで走る。当日朝の点検で機器の異常は見つからず、けがが判明した運行時もシートベルトや安全バーが装着されていることを係員が確認していた。
浜名湖パルパルは2021年11月と12月、別の遊具が機器の誤作動で緊急停止するなどのトラブルが続発。浜松市建築行政課は8日、遠鉄観光開発から法令に基づく報告を受けたが、「脱線などの重大事故に当たらず、今のところ、現地調査はしていない」という。【太田圭介】